「“Applications Unlimited”の第一歩を確実に踏み出せた」――。米オラクルのチャールズ・フィリップス社長(写真)は2月1日(米国時間1月31日)、一斉にバージョンアップを発表した業務アプリケーション製品群について、このように語った。同社はこの日、世界6大陸の主要都市でイベントを開催。ニューヨークからのビデオ中継を通じて、業務アプリケーション製品群の新版を発表した。 今回発表したのは、(1)ERPパッケージ(統合業務パッケージ)の「Oracle E-Business Suite Release 12(EBS)」、(2)人事管理システムの「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management 9.0」、(3)CRM(顧客関係管理)アプリケーションの「Siebel CRM Release 8」、(4)IBM System i向けのERP