日本オラクルは9月25日、物流管理アプリケーション・ソフトの新製品「Oracle Transportation Management(OTM)」の日本での提供開始を発表した。OTMは、2005年11月に米オラクルが買収したG-Logの製品。オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」の一製品として提供する。「SCM(サプライチェーン管理)の市場は約55億ドル。しかも年率で5~7%成長している。そのSCM市場のうち、8割が物流管理などの実行系のアプリケーションだ。これまでオラクルの物流管理は弱かったが、OTMを中心にテコ入れしていく」(アプリケーション・マーケティング本部長の藤本寛 執行役員)。 OTMは、部品や商品の受発注情報から最も適した配送ルートや物流業者を選び、輸送を依頼できる。配送後の決済機能も備える。これら物流関連の情報を一元管理することなどにより
2006/9/26 日本オラクルは9月25日、物流管理アプリケーション「Oracle Transportation Management」(OTM)を国内で提供開始し、ロジスティックス事業を強化すると発表した。OTMは米オラクルが昨年買収した米G-Logの製品を、「Oracle E-Business Suite」(EBS)と統合し、強化した製品。物流のフェイズごとに個別最適のシステムが多いロジスティックス分野で、全体最適のプラットフォームを構築する。 オラクルは新たに専任、兼任合わせて30人規模の部隊を組織。トップにはデルで東アジア全体のサプライチェーン管理を9年にわたり担当してきた新良清氏を就けた。日本オラクルのアプリケーション事業統括 ビジネスディベロップメントエグゼクティブに就任した新良氏は、「ユーザーサイドでサプライチェーンを見続けてきて、モノの流れを一元管理してきた実績がある人物
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本オラクルは9月25日、同社のロジスティクス分野への取り組み強化に関する記者説明会を行った。この取り組み強化は、米国本社が2005年11月に買収を完了したG-Logの同名の物流管理アプリケーションを機能強化し、Oracle E-Business Suiteの一製品である「Oracle Transportation Management」(OTM)として提供するのに合わせて行われる。 製造業向けのシステムは、サプライチェーンやデマンドチェーンの管理を受け持つ計画系と、生産製造管理やロジスティクス分野を受け持つ実行系とに大別される。日本オラクル、執行役員アプリケーションマーケティング本部長の藤本寛氏は、同社がこれまでロジスティクス分野にお
日本オラクルは、物流管理アプリケーション「Oracle Transportation Management」を提供。これを機にロジスティクス分野への取り組みを強化する。サプライチェーン・アプリケーションにおけるビジネス戦略担当責任者も配置する。 日本オラクルは9月25日、物流管理アプリケーション「Oracle Transportation Management」を提供。これを機にロジスティクス分野への取り組みを強化する。 Oracle Transportation Managementは、2005年9月に米Oracleが買収したG-logの機能を強化したもの。業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」の1製品として提供する。 3次元の積荷空間を想定した画像シミュレーションを使って、積荷配置計画を行う機能を搭載し、計画精度が向上した。Oracle E-Busine
日本オラクル株式会社は9月7日、同社が推進しているインダストリー戦略について会見を行い、今後の重点課題のひとつとして掲げている製造業への取り組みについて明らかにした。 同社では、Oracle E-Business Suiteをはじめ、製造業向けのERP、SCMソリューションを提供してきたが、ここ数年間積極的に展開してきた買収戦略によって獲得したさまざまなアプリケーションとの連動により、新たな製造業向けソリューションを提供することができるとした。 日本オラクルエンタープライズアプリケーション営業統括本部製造営業部・宍戸武士部長は、「製造業の心臓部といわれるマスターデータをグローバルに一元管理することで、経営情報、サプライチェーン情報の可視化、業務改善および業務改革による内部統制を実現する製造業ソリューションとして提供できるようになった」としている。 製造業ではグローバル化、製品ライフサイクル
「非常に多くのオポチュニティが目の前にある。OracleのM&A戦略や取り組みが理解されてきた」--日本オラクル常務執行役員 エンタープライズアプリケーション営業統括本部長 桑原宏昭氏は現在の市場をこう述べる。現在、オラクルは、アプリケーションの種類、対象とするインダストリごとに、フォーカスエリアを持つ営業部隊をそれぞれ個別に持っている。7日、日本オラクルは都内で同社からみた製造業界の現状と同業界に対する取り組みを説明した。 桑原氏は「金融のiflexなど、インダストリごとに、そのコアビジネスを支えるためのアプリケーションを持っていることが、ほかのベンダとの違い。ERPやCRM、HRMなどのシステムをこういったアプリケーションで包んでいくことで価値を出す」と同社のアプリケーション戦略を説明する。この"包囲戦略"は今年度、同社から繰り返し、何度もいわれてきたことだ。製造業界向けでは、6月に買
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「製造業において、販売市場のグローバル化や製品ライフサイクルの短縮、原価削減は避けられない状況になっている。しかし、実際にはグローバル展開していても、販売実績や在庫情報が正しく把握できていなかったり、システム連携がなく、情報共有ができていなかったりというケースが多く見受けられる」。日本オラクル エンタープライズアプリケーション営業統括本部 製造営業部 ディレクターの宍戸武士氏は、同社が9月7日に開催した製造業向けアプリケーションの事業戦略説明会にて、製造業の課題についてこのように述べた。 実績が把握できていないのは、国や拠点ごとに製品名・品目コードが統一されていないことや、標準品とオプション品の構成が国ごとに違うこと、情報伝達の仕組みが
2006/9/8 日本オラクルは9月7日、米本社が買収したG-Logのロジスティックス管理製品と自社の倉庫管理製品「Oracle Warehouse Management」を組み合わせた新しい製造業向けのソリューション「Oracle Transportation Management」の提供を開始した。グローバル化が求められる製造業ではロジスティックスの最適化が課題として、マスター統合ソフトウェアやサプライチェーン管理(SCM)と合わせて提案する。 Oracle Transportation Managementは製造業の部材や部品、商品の運送に関して最適の計画を立てるソリューション。貨物のトラッキングや例外管理も可能。日本オラクルは「日本の製造業はこれまで物流を改革してこなかった」(日本オラクル エンタープライズアプリケーション営業統括本部 製造営業部 部長 宍戸武士氏)としていて、コス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く