SNSだけを見ていると、私たちの会社はいつも平穏でマイペースに仕事をしてるように見えるかもしれない。しかし、所詮は私たちも普通の会社。世の多くの会社が経験する浮き沈みや苦労と無縁ではない。 昨年は創業以来初ともいえる「営業危機」を経験した。幸いにして半年で問題の大半は解消し、数多くの学びを得た。 その一部始終を言語化することで、経験を再利用可能なノウハウとして定着させたい。同時に記事として公開することで、同じ課題で悩む企業や組織の手助けになればと思う。 自負と怠慢 ウェブ制作会社でありながら、マーケティング系のイベントに多数登壇し、マーケティング系のメディアから多数取材が来る。そんなウェブ制作会社は私たちだけだと思っている。マーケティングに強いと市場に認められ、実際にそうだという自負があった。 制作者が社員の大多数を占めるウェブ制作会社にとって、制作をしているだけで自然と仕事が舞い込んでく
スタートアップにおけるセールスについてのスライドです。 「プロダクトが良ければ顧客は買ってくれる」あるいは「プロダクト自身が売ってくれる」というのは、Peter Thiel がいう通り幻想なのだなという例を間近でいくつも見てきて、最近スタートアップにおけるセールスの重要性を身に沁みて感じています。 技術者にとってセールスとはできれば避けたいもので、えてして顧客を騙して買わせるような悪いイメージがあるようです。私も正直なところ一時そんな印象でセールスを敬遠してましたが、本来スタートアップのセールスはプロダクト開発と密接に関わっているものですし、かの Y Combinator ですらもセールスの重要性ややり方を教えています。 海外ではこのところスタートアップのセールスに関する本がいろいろ出てきており、それらがどちらかというとプロセス中心なので、今回はプロセスを中心にまとめました。文化の違いがあ
前回は、正規分布を使って、デートや営業の成功確率を考察しました。では、成功確率を高めるためには、どうすればいいか。それが今回のテーマです。 拙著『仕事に役立つ統計学の教え』のプロローグにも書いたことですが、まずは、誰でもできるゲームを考えてみましょう。 ゲームに勝つと賞金1万円がもらえます。ルールは簡単、サイコロを転がすだけ。参加費は無料です。 えい、とサイコロを投げて、1が出たら、あなたの勝ちです。2~5は、はずれ。再チャレンジです。6が出ると、罰ゲームが待っています。胴元からちょっと嫌な言葉を言われます。しばらく不愉快な気持ちを引きずりますが、罰金を取られたり、怪我をすることはありません。 嫌みを言われてもサイコロを降り続ける このゲームで賞金を稼ぐには、どうプレイするのが最善でしょう。1を出す練習をする? カジノでは、プロのディーラーが好きな目を出せる、という話もあります。サイコロ転
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