食品添加物としてケーキや菓子パンなどの一部に含まれているアルミニウムについて、子どもたちの一部が国際的な基準を超える量を摂取しているとみられることが分かり、厚生労働省は、食品に含まれる許容量について基準を作ることを決めました。 これは21日開かれた食品添加物に関する厚生労働省の専門家が集まった部会で決まりました。 厚生労働省によりますと、アルミニウムは、ケーキや菓子パンを膨らませる膨張剤の一部や、ウニなど魚介類や野菜の煮物の形が崩れないようにする安定剤などの一部に含まれています。 国内には摂取量に基準はありませんが、動物実験で神経の発達などに影響が出るおそれが指摘されていることから、国際的には、体重1キロ当たり、1週間の摂取量を2ミリグラムまでとする基準が設けられています。 厚生労働省が、昨年度までの2年間、年代別に食事の摂取について調べた結果、1歳から6歳までの子どもの20人に1人が、国
卵子提供による出産の割合は2012年に3年前の約3倍に増えたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・吉村泰典慶応大教授)の調査で15日、分かった。大半が海外からの提供で平均年齢は45.2歳と高齢出産である実態も明らかになった。吉村教授は「年間300~400人が卵子提供で生まれている推計」と指摘。高齢での出産リスクの注意喚起や卵子提供のルール作りを求める議論が活発化しそうだ。研究班は大学病院や総合
卵子提供による出産の割合は2012年に3年前の約3倍に増えたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・吉村泰典慶応大教授)の調査で15日、分かった。大半が海外からの提供で平均年齢は45・2歳と高齢出産である実態も明らかになった。吉村教授は「年間300~400人が卵子提供で生まれている推計」と指摘しており、高齢での出産リスクの注意喚起や卵子提供のルール作りを求める議論が活発化しそうだ。 研究班は大学病院や総合病院など全国302施設を対象に、09年1月から12年9月までに扱った出産総数と卵子提供による出産数などを問うアンケートを郵送し、163施設が回答。卵子提供の出産件数は117件だった。 年別では、09年に14件(出産割合0・015%)だったのが、10年に30件(0・031%)、11年に37件(0・038%)、12年に36件(0・051%)と、3年で卵子提供の出産割合が3・4倍に増えた。国内の年
日本の人口は、去年1年間に生まれた赤ちゃんが戦後、最も少なくなったことなどから、6年連続で減少することが厚生労働省の推計で分かりました。 減少の幅は去年1年間で21万人を超え、過去最大になる見通しです。 厚生労働省の推計によりますと、去年1年間に生まれた赤ちゃんは、103万3000人で、おととしよりおよそ1万8000人減少し、戦後、最も少なくなりました。 一方、亡くなった人は、東日本大震災が起きたおととしよりおよそ8000人少ないものの、戦後2番目に多い124万5000人と推計されています。 その結果、日本の人口は、6年連続で出生数が死亡数を下回る「自然減」となり、減少の幅は21万2000人と過去最大となる見通しです。 また、1人の女性が一生に産む子どもの数を表す「合計特殊出生率」は、おととしの1.39と同じ程度になる可能性が高いということです。 厚生労働省は、「今後も高齢化が進むほか、出
(CNN) 宇宙がまだ40億歳の「子供」だったころに存在した星の光の総量を測定したとする研究成果が、1日付の米サイエンス誌で発表された。 科学者が着目したのは「銀河系外背景光」と呼ばれる光。この光には、初期の宇宙に存在した星々が発した光が含まれ、星の形成や銀河の進化を解き明かす手がかりになるという。 「最初の星々が形成されたころの初期の宇宙を調べることができる。すばらしいことだ」と、論文の共同執筆者であるスタンフォード大学の研究者、マルコ・アジェロ氏は述べた。 専門家によれば、今回の発見は現在の望遠鏡では捉えることのできない銀河の数を推測する手がかりになるという。 銀河系外背景光は、銀河系以外のすべての銀河が発した光の総和で、従来の手法では個々に観測できないような銀河の光も含まれる。その測定のために、研究チームはまず、米航空宇宙局(NASA)のフェルミガンマ線望遠鏡を使い、高エネルギーガン
「天が落ちてきたらどうしよう」。そう心配したのは「杞憂(きゆう)」の語を生んだ中国の杞の国の人だけではなかった。ギリシャ神話でトロイア戦争に従軍した医師ポダレイリオスも「天が落ちてきても大丈夫なところに住め」との神託を受けた▲杞の人は「日や月、星は気の集まりだから落ちても心配ない」という怪しげな説明にすっかり安心して喜んだ。だがポダレイリオスは高い山に囲まれていれば安全だろうと、以前行ったことのある小アジアのカリアに居を定める。用心深さはこちらが一枚上手である▲さて心配性の方々は「エッ」と耳をそばだてたに違いない米国の人工衛星落下である。米国東部時間のきょう23日午後(日本時間の24日未明から昼)、20年前に打ち上げられた重さ5.6トンの大気観測衛星が大気圏内に再突入し、燃え残った部品が落ちてくるという▲しかも落下予測地域は地球上で人口が密な陸地の大半を含む広い範囲に及ぶ。正確な予測は大気
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