日銀は7月の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟化を決めた。今回の政策修正について、日銀前審議委員であるPwCコンサルティングのチーフエコノミスト、片岡剛士氏は「早すぎた」としたうえで「私なら反対していた」と語る。「安易にやらなくてもよかった」――YCC柔軟化という日銀の決定をどう評価していますか。「長期金利の(0.5%を超えた)上昇を許容するには
日銀は7月の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟化を決めた。今回の政策修正について、日銀前審議委員であるPwCコンサルティングのチーフエコノミスト、片岡剛士氏は「早すぎた」としたうえで「私なら反対していた」と語る。「安易にやらなくてもよかった」――YCC柔軟化という日銀の決定をどう評価していますか。「長期金利の(0.5%を超えた)上昇を許容するには
日本銀行の新総裁に学者出身の植田和男氏が就いた。金融政策を担う中央銀行のトップ交代は10年ぶりだ。物価が上がり生活が苦しい人もいるなか、難しいかじ取りを迫られる。大規模な金融緩和で「アベノミクス」を…
「グローバル・インフレのゆくえと責任ある積極財政」 責任ある積極財政を推進する議員連盟 第15回勉強会 令和4年12月1日 講師 元日本銀行政策委員会審議委員 片岡剛士氏 <■議連ホームページに講演で使われた資料等掲載しています。> https://sekkyokuzaisei.jp/ ご意見も募集しています。お気軽にお問い合わせください。 【責任ある積極財政を推進する議員連盟 設立趣意書】 一令和の高橋是清、池田勇人を目指して一 我が国は平成9年をピークに経済成長が止まり、先進国で唯一、所得も上がらず、若者が将来への希望が持てなくなっている。 若年層の所得低下は少子化の最大の要因と言われており、この現状を打破し、経済が成長し、所得が上がる社会への転換を早急に実現しなければならない。 昭和4年の世界大恐慌の当時、大蔵大臣に就任した高橋是清は、金融緩和、財政出動、すなわち日銀による国債の直
Source: Bloomberg Economics; Photo: Bank of Japan, Senshu University, Nomura Holdings 日本銀行の審議委員を7月に任期満了で退任した片岡剛士氏は、最短なら来年半ばに日銀が金融緩和政策からの正常化に踏み出すべきかを判断するタイミングが訪れる可能性もあるとみている。 片岡氏は9日のインタビューで、原材料高の価格転嫁の動きが継続して「2、3%の名目賃金の引き上げが続く見通しになれば、賃金上昇を伴う物価上昇が確認できる可能性はある」と述べた。正常化は「早めの判断が行われる場合が来年の半ばだ」との見方を示し、「ナローパスであり、奇跡に近いと思う」とも話した。 「原材料価格の上昇を企業が価格に転嫁し始め、その結果として賃金が少しずつ上がる好循環が緩やかながらも見えてきている」と指摘。「局面変化が起きている。デフレ感覚の
9月7日、片岡剛士・前日銀審議委員(PwCコンサルティング・チーフエコノミスト、写真)は、ロイターのインタビューに応じ、米欧の利上げがもたらす世界景気の腰折れリスクに警戒感を示した。写真は都内で2017年7月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato) [東京 7日 ロイター] - 片岡剛士・前日銀審議委員(PwCコンサルティング・チーフエコノミスト)は、ロイターのインタビューに応じ、米欧の利上げがもたらす世界景気の腰折れリスクに警戒感を示した。日本の消費者物価指数は10月以降に前年比3%超の上昇が視野に入るものの、インフレが進む中で景気が悪化した場合、日銀の追加緩和は難しく、早期の効果が見込める財政政策がメインになり得ると述べた。
9月3日 日銀の片岡剛士審議委員は沖縄県金融経済懇談会後に記者会見し、安倍晋三政権から新政権に代わっても、コロナ禍で厳しい状況に置かれた日本経済の回復のために財政政策と金融政策の両輪で総需要を刺激し、打撃を受けた民間部門への流動性供給などさまざまな対策を講じていく方針は全く変わらないと述べた。写真は2017年7月、東京の日銀本店で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato) [那覇市/東京 3日 ロイター] - 日銀の片岡剛士審議委員は3日、沖縄県金融経済懇談会後に記者会見し、安倍晋三政権から新政権に代わっても、コロナ禍で厳しい状況に置かれた日本経済の回復のために財政政策と金融政策の両輪で総需要を刺激し、打撃を受けた民間部門への流動性供給などさまざまな対策を講じていく方針は全く変わらないと述べた。 安倍政権下で日銀が進めた大規模な金融緩和について、片岡委員は、物価安定目標の達成には至
本日の超高密度のトークイベントの動画配信してみました(怒涛の三時間! 前半http://www.ustream.tv/recorded/53475957 後半http://www.ustream.tv/recorded/53477685 膨大な資料はプロジェクターに映しましたがどうでしょうか? 日本経済を理解する必要十分はこれです! このトークイベントは以下の動画の続編として企画されました。我々の共通する経済政策、経済の見方の枠組みが簡潔に提示されています。合せてご覧ください。 対談「リフレと再分配の政治経済学」(片岡剛士&田中秀臣) 理論編 第一回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140426#p4 第二回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140427#p1 第三回http://d.hatena.ne
Japan, OgikuboからiPhoneで録画されました 2018/02/03 17:02 JST 3年前 686 視聴者数
Japan, OgikuboからiPhoneで録画されました 2018/02/03 17:02 JST 3年前 646 視聴者数
理論編 第一回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140426#p4 第二回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140427#p1 第三回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140503#p2 第四回http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140504#p2 思想史&現状分析編 第五回 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140510#p1 第六回 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140511#p2 三週間にわたって配信されたこの動画も今日が最終回。片岡剛士さん、お疲れ様でした。そして有益な議論ができて楽しかった!。最終回はいままでの議論を基
いよいよ理論編から思想・政策編へ。理論編がいまいちわからなかった人もここから再出発できます。 https://www.youtube.com/watch?v=XTc83eCrajA 生存権・労働政策の経済思想史的展開でしたが、日本のその部分に関する経済思想史としては、金井延を中心にいまでも権威ある研究。 明治思想史の一断面 金井延を中心として (河合栄治郎全集) 作者: 河合栄治郎,社会思想研究会出版社/メーカー: 社会思想社発売日: 1991/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る この二冊の新旧の通史的な書籍もいまだに使える。 日本経済学史 (1967年) 作者: 住谷悦治出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 1967メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る日本経済学史研究―日本の近代化と西欧経済学 (飯田鼎著作集) 作者: 飯田鼎出版社/メーカ
いよいよリフレ政策自体のもつ意味を拡張されたエッジワースボックスを利用して解説していきます。 https://www.youtube.com/watch?v=ANL9529yf-4&sns=tw 片岡さんとの動画で説明している市場観というか競争観は、辻村江太郎氏の『経済政策論』(筑摩書房)、井上義朗氏『二つの「競争」』(講談社現代新書)、そして猪木武徳「競争社会の二つの顔」(『自由と秩序』(中央公論新社)所収)が参考になります。 経済政策論 (経済学全集) 作者: 辻村江太郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1977/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る二つの「競争」―競争観をめぐる現代経済思想 (講談社現代新書) 作者: 井上義朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/14メディア: 新書購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (4件) を見る自
片岡さんとの議論もちょうど中間点です。手抜きをすることなくやや厳密に議論を展開し、さらに経済学の歴史を含めてわれわれの見解を示します。 https://www.youtube.com/watch?v=AIPwuvOlkNY 第三回での参考文献は以下に。 まず片岡さんの以下の著作(最終章が特に)が今回のすべての回の基本書です。 日本の失われた20年 デフレを超える経済政策に向けて 作者: 片岡剛士出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2010/02/25メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 217回この商品を含むブログ (35件) を見る アベノミクスの評価の軸としても登場。 アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える (光文社新書) 作者: 片岡剛士出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/04/17メディア: 新書この商品を含むブログ (24件) を見る 辻村理論の
片岡剛士さんとの対談の第二回。エッジワースボックスとその修正版(市場外の話をとりいれたもの)をめぐっていよいよ本題へ。 https://www.youtube.com/watch?v=Yc-Gh2e191M 第二回の前にイントロダクション、第一回の視聴は絶対条件ですが、それ以外にも「弱者のための新古典派経済学」でパレート最適、市場の均衡、余剰概念などを学んできていただければ幸いです。 さらにエッジワースボックスについては、以下のスティグリッツの教科書の「競争市場の効率性」が最もわかりやすいと思います。 スティグリッツ ミクロ経済学 (スティグリッツ経済学シリーズ) 作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,カール・E.ウォルシュ,Joseph E. Stiglitz,Carl E. Walsh,藪下史郎,秋山太郎,蟻川靖浩,大阿久博,木立力出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/
エコノミストの片岡剛士さんとの対談シリーズ全六回。 動画リンク先 https://www.youtube.com/watch?v=tulPtZbc5m4 第一回で出てきた参考文献など 日本の失われた20年 デフレを超える経済政策に向けて 作者: 片岡剛士出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2010/02/25メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 217回この商品を含むブログ (35件) を見る 経済政策論 (経済学全集) 作者: 辻村江太郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1977/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る サミュエル・ホランダーのスミス観と辻村のスミス観を対比しましたが以下にホランダーの当該著作を。 アダム・スミスの経済学 作者: サミュエル・ホランダー,大野忠男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 1976メディア: 単行本この商品を含むブログ
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