2戦連続で国外防衛戦に臨む京口 ベルムデスは乱打戦に活路か WBAのベルト一本化方針に沿って行われる団体内の王座統一戦。スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)にとっては4度目、レギュラー王者のエステバン・ベルムデス(26=メキシコ)にとっては初防衛戦を兼ねた試合となる。 京口は2018年12月、マカオ(中国特別行政区)でヘッキー・ブドラー(南アフリカ共和国)に10回終了TKO勝ちを収めてWBA世界ライト・フライ級スーパー王座を獲得し、ミニマム級に続く2階級制覇を達成。その後はコンスタントに3度の防衛を果たしたが、V3戦後は負傷のため試合から遠ざかっていた。これが1年3ヵ月ぶりのリングとなる。戦力面で不足は感じられないが、不安があるとすればこのブランクと相手国での試合という点だろう。戦績は15戦全勝(10KO)。 対するベルムデスは昨年5月、来日経験もあるカルロス・カニサレス(ベネズエラ)
KO率88%の元S・ミドル級王者 vs KO率77%の元ミドル級王者 若さと勢い勝るベナビデスが3度目の戴冠か 現在、スーパー・ミドル級はサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が主要4団体の王座を独占しているが、そのアルバレスは5月に1階級上のWBAスーパー王者、ドミトリー・ビボル(キルギス/ロシア)に挑戦して12回判定負けを喫した。こうした動きのなかWBCは上位陣を待たせ続けることを避けるため暫定王座設置を決定。 1位のデビッド・ベナビデス(25=アメリカ)対2位のデビッド・レミュー(33=カナダ)の試合を承認した経緯がある。 リング内では強いが問題も抱えるベナビデス ベナビデスは父親がトレーナー、4歳上の兄ホセが元WBA暫定世界スーパー・ライト級王者というボクシング一家として知られる。ベナビデスは13歳のときにボクシングを始めたのだが、その理由は250ポンド(約113キロ)あった体重を
全勝の王者同士が対決 下馬評は技巧派ヘイニーが7対4で有利 ライト級のWBAスーパー王座、WBCフランチャイズ王座、IBF王座、WBO王座を持つジョージ・カンボソス(28=オーストラリア)と、WBC王座を4度防衛中のデビン・ヘイニー(23=アメリカ)が互いのベルトをかけて対戦する。もともとカンボソスは元王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を相手に初防衛戦を行う計画だったが、ロシアのウクライナへの軍事侵攻にともないロマチェンコが挑戦を辞退して入隊したためヘイニーとの対戦になった経緯がある。 20戦全勝(10KO)のカンボソスはすでに4団体の王座を獲得してはいるが、WBCに関しては団体内の統一戦ということになる。肩書ではカンボソスが上に位置しているもののオッズは7対4で27戦全勝(15KO)のヘイニー有利と出ている。地元ファンの声援を背に闘志を前面に出して向かっていくと思われるカンボソスが
仕切り直しの全勝対決 総合力で勝る王者 一発狙いの挑戦者 スーパー・フェザー級、ライト級、スーパー・ライト級の3階級制覇を成し遂げているジャーボンテイ・デービス(27=アメリカ)が、ローランド・ロメロ(26=アメリカ)を相手にWBA世界ライト王座の防衛戦に臨む。26戦全勝(24KO)と92パーセントのKO率を誇るサウスポーのデービスに対し、前WBA暫定王者のロメロも14戦全勝(12KO)とパンチ力に自信を持っている。スピード、攻防技術、経験値など総合力で勝るデービス有利は絶対的なものといえるが、一発一発に力を込めて打ち込むロメロのパンチ力は侮れない。 体重を上下させながらライト級に落ち着いたデービス デービスは5歳でボクシングを始め、アマチュアで220戦205勝15敗の戦績を残した。2012年には全米ゴールデングローブ大会で優勝している。18歳でプロに転じ、フロイド・メイウェザー・プロモー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く