酒を飲んで車を運転しタクシーと衝突後に逃げたとして、警視庁世田谷署が東京弁護士会所属の弁護士、鈴木亮平容疑者(30)=横浜市磯子区=を自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)容疑で逮捕していたことが18日、分かった。世田谷署によると、鈴木容疑者は「酒を飲んでいたので弁護士資格を失うのではないかと思い逃げた」と供述し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は、17日午前2時20分ごろ、東京都世田谷区世田谷2の都道交差点で酒気帯び状態で乗用車を運転し右折しようとしていたタクシーと衝突。50代の男性運転手と30代の男性客にけがをさせ逃走したとしている。 世田谷署によると、鈴木容疑者は事故の約5時間後、知人の検事と一緒に神奈川県警山手署に出頭した。【町田徳丈】