UQコミュニケーションズは、10月31日にスタートする次世代データ通信サービス「WiMAX 2+」の発表会を開催している。 詳細については後ほどお届けするが、今回発表されたサービスでは従来のWiMAXに加えて、TD-LTEと互換性を持つ下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」、さらにauのLTEネットワークである「4G LTE」の3ネットワークに対応したモバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」(ファーウェイ製)がリリースされる(3Gには非対応)。 HWD14で利用できるモードは3つあり、WiMAXのみの「ノーリミットモード」、WiMAX&WiMAX 2+の「ハイスピードモード」、WiMAX 2+&4G LTEの「ハイスピードプラスエリアモード」で、ユーザーが手動で切り替えられる。 このうち、前者2つが基本となるモードで、月額料金は当初2年間は3880円。
10月30日、シカゴで4G Worldが開催されたが、この中でWiMAXの標準化団体であるWiMAXフォーラムが、今後のWiMAXアップデートについて発表した。発表内容は「WiMAXの将来の拡張で、3GPPが策定するTD-LTEのコアネットワーク標準の一部を、Additional Elementsとして参照する」というもの。表現としては分かりにくいが、要は部分的にTD-LTEとWiMAXが互換性を持つということだ。 翌日にはUQコミュニケーションズがニュースリリースを出し、「WiMAX 2+」の仮称でWiMAX Forumの打ち出したAdditional Elementsに準拠した通信サービスを提供する、と発表した。しかし、多くの報道はそれぞれを単体で伝えるもので、全体の枠組みの中でWiMAXがどう変化するのか。従来のWiMAXはどうなるのかなど、分からないことが多い。そこでUQコミュニケ
WiMAX製品の相互接続テストやWiMAXの技術仕様を定めるWiMAX Forumは2012年10月30日(米国時間)、米国シカゴで開催しているモバイル通信の展示会「4G World」(旧WiMAX World)において、新たなWiMAXのロードマップを明らかにし、新バージョン「WiMAX Release 2.1」を発表した。 Release 2.1は、UQコミュニケーションズなど多くのWiMAX事業者が採用するIEEE 802.16eベースの「WiMAX Release 1.0」と、これを進化させたIEEE 802.16mベースの「WiMAX Release 2.0」(WiMAX 2、関連記事)を包含し、さらにExtendedモードとして、3GPPのTD-LTEに関連する無線とコア・ネットワークの一部規定を取り入れた仕様という。つまり、Extendedモードを採用したWiMAX Rele
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