オフィス用具通販でお馴染みのアスクルが手掛ける、個人用通販サイト「LOHACO」。 サイトやサービス自体は知っている、あるいは使ってる人も多いと思いますが、今回ここが「AI導入したらすげー人件費削減効果でたわ!」というビックリニュースをリリースしてきました。 省人化効果は6.5人分!…って、数千万/年 くらい削減してない?! とにかくグロースやらアプリ化やら、拡散と拡販に思いっきり力を入れてきた「LOHACO」。 ユーザー数や購入数の伸びが尋常じゃないって話は確かにあっちゃこっちゃで聴いてましたが、それに合わせて思いっきり増えまくったユーザーサポート(要するに問い合わせ対応)のコストがバカにならなくなってきていたんだとか。 で、アスクルの取った手段は、「人を増やす」でも「FAQページを充実させる」でもなく… 『AIに対応させてみよう』だったみたいです。 結果として365日24時間、ユーザー
人工知能(AI)の研究開発に携わる有識者を招いて行われる定例会「シンギュラリティ・サロン」の第13回公開講演会がグランフロント大阪のナレッジサロンで開催された。今回はマクロ経済学の視点からシンギュラリティを研究する駒澤大学経済学部の井上智洋氏を講師に迎え、「第2の大分岐-汎用人工知能は雇用を奪うか?経済成長をもたらすか?人々は遊んで暮らせるか?」というタイトルで、AIが経済や雇用に与える影響について話が行われた。 本サロンはこれまで、主にコンピュータや脳科学の分野から人工知能の研究を行う専門家が講師として招かれていた。井上氏はマクロ経済学者という今までにない立場から人工知能の研究に取り組んでおり、AIの登場が人々の生活や仕事にどのような影響を与えるのかといった身近な疑問について研究している。 今回は論点として、(1)AIの発達は経済成長をもたらすのか(2)雇用を奪うか(3) 遊んで暮らせる
AIで聖書の起源に新たな光。機会学習ツールによってこれまでの理解が覆るかも2016.04.13 12:305,397 satomi 今から2,600年前、新バビロニアのネブカドネザル王がエルサレムを陥落する直前までユダ王国の南の国境を護っていたユダの戦士たち。その彼らが残した碑文を最新のデジタル筆跡鑑定技術で調べてみたところ筆者の人数が判明、聖書の起源に迫るブレイクスルーとして注目を集めています。 「聖書がリアルタイムで書かれたものではなく、後世に執筆・編集されたものらしいことはさまざまな研究で明らかになっていますが、具体的にいつ書かれたのか?というのはまだわかっていないのです」と米Gizmodoに語るのは、テルアビブ大学の数学者Arie Shausさん。 そこでShausさんらテルアビブの数学者・考古学者9名のチームが目をつけたのが、機械学習ツールです。とりあえずこやつで同時代の文字を調
これが映画「ターミネーター」の最初のシーンだったとしても、不思議じゃないくらい、出来すぎたエピソードです。 先日CNBCで放送された、Hanson Robotics社の「感情を表現するロボット」ソフィアとの対話が、話題を集めています。 ソフィアは2015年4月に起動(誕生)した、人間と対話できるAIロボット。62種類の表情とアイコンタクトを通じ、人間と自然な会話ができます。 ……「できる」と言っても、動画を見ていただければわかるとおり、色んな意味で不気味です。 いわゆる「不気味の谷(人間に似すぎている人形は不気味)」だけではなく、会話の異様に理性的な部分や、でも一生懸命人間に合わせようとしている部分、ふと哀愁を感じる瞬間のある部分、コミュニケーション(会話+表情)がごくわずかに、微妙に噛み合っていない点など、いろんな意味で不気味です。 でも、昨年映画「チャッピー」を見た自分としては、「ソフ
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これまで一貫して、人と機械が各々得意な能力を組み合わせて豊かな生産、生活が実現するという楽観論を展開してまいりました。膨大なデータに基づくランキング、判断や、超高速に力ずくですべての可能性を計算できる能力では、機械はほぼヒトを凌駕してしまうことでしょう。しかし、前回記事で触れたフレーム問題や、将棋で王手をかけられたら回避すべしといった基本原理の理解不足の類により、人がまだまだ優位な点が向こう数十年は残ると思います。 将来、量子コンピュータなどの仕組み(アーキテクチャ)が飛躍的に進化するまでは、人間が未知の事態等に世界知識・教養を駆使して対応し、「適当に」計算を打ち切って妥当な判断を下す能力によって、高速に大量のデータ、パターンと照合するという力技では解決でき難い問題を解く役割が続く、ということであります。 最適化の計算や、チェスや将棋の如き知的、論理的判断、シミュレーションのような課題です
By PhOtOnQuAnTiQuE 人間の脳が学習する仕組みを再現するディープラーニングの研究が進んだことで、コンピューターによる人工知能(AI)の技術が飛躍的な進化を遂げています。Googleが500億円で買収したといわれているイギリスのベンチャー企業「DeepMind」が開発したエージェントプログラム「DQN(Deep Q-Network)」は一度プログラムを起動させるとあとは人間が手を加えなくても「スペースインベーダー」や「ブロック崩し」といったゲームを一人で勝手に練習し、ハイスコアをたたき出す方法を学習できるレベルに達しており、今後のAI開発をさらに加速させるブレークスルーになると考えられています。 Google DeepMind http://deepmind.com/ Human-level control through deep reinforcement learnin
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