知らないうちに飲まされて性暴力に悪用される睡眠薬などの「デートレイプドラッグ」。それらが夫婦などパートナーへの暴力(DV)に使われることもある。家庭内の性暴力は犯罪との認識が薄く、他人に相談しづらい…
配偶者や恋人から暴力を振るわれるドメスティックバイオレンス(DV)。「被害者は女性」というイメージがあるが、男性が被害を受けているケースが増えている。「男らしさ」というプライドから周囲に相談できず、1人で抱え込んでしまうことも。支援窓口を増やすことが喫緊の課題だ。(中井なつみ、油原聡子) ◇ 家にいられない夫 「家にいるのが怖くてたまらない」。東京都内に住む30代の男性会社員は2年前に妻と別居した。妻からの日常的な暴力が原因だった。殴られたり、蹴られたり。「リモコンを置く位置が違う」「すぐに返事をしない」。きっかけはそんなささいなことだ。しかし、妻は一度怒り出すと感情が抑えられず、男性が出血するまで暴力をふるった。 妻と極力顔を合わせないように、就業後は終電近くまで漫画喫茶で時間をつぶした。妻が寝静まったのを見計らって帰宅。自分の寝室の扉の前に机を置き、妻が入れないようバリケードを作った。
配偶者間暴力、被災地で深刻=福島で6割超−児童虐待も過去最高を記録【震災2年】 配偶者間暴力、被災地で深刻=福島で6割超−児童虐待も過去最高を記録【震災2年】 東日本大震災の被災地で、配偶者間暴力(DV)が深刻化している。狭い仮設住宅に妻たちの逃げ場はなく暴力は激化。先が見えない避難生活が続く中、夫婦関係が悪化するなどし、福島県では2012年、警察へのDV相談件数が過去最多になった。DVは子どもの成育にも悪影響を及ぼし、児童虐待を誘発する懸念もある。国は震災後、相談窓口を設置したが、支援者は「DV被害はこれからさらに増える」と警戒する。 福島県警には12年、前年比64%増の840件、宮城県警にも同33%増の1856件のDV相談があり、いずれも過去最高を更新した。一方で、岩手県警への相談は同2%減の298件。全国の警察が把握した件数(12年1〜8月)の伸び率は25%だった。 支援団体「ハ
内閣府が行った、夫婦間の暴力、ドメスティックバイオレンスに関する調査で、過去5年以内に被害を受けた経験があるという女性のおよそ40%が誰にも相談しなかったと答えました。 この調査は、内閣府が平成11年度から3年ごとに行っているもので、5回目の調査は、去年11月から12月にかけて、全国の20歳以上の男女5000人を対象に調査を行い、66%に当たる3293人から回答を得ました。 それによりますと、結婚したことのある女性・1403人のうち、33%の人が、夫からの暴力や精神的な嫌がらせなど、ドメスティック・バイオレンスの被害を受けた経験があると答えました。 このうち、過去5年以内に被害を受けたと答えた169人の女性に対し、誰かに相談したかどうか聞いたところ、55%の人が相談したと答え、41%の人は相談しなかったと、答えました。 一方、男女間の暴力を防止するために何が必要かを、複数回答で聞いたところ
◇人格否定、罵倒、無視… 相談しても理解されず 志村まさ代さん(37歳、仮名)は今、大手メーカーに勤める夫(38)と離婚調停を進めている。 恋人同士だった12年前、「ミニスカートをはいてほしい」と強要され、無理やりスカートの裾をはさみで切らされた。異常な言動に戸惑い、結婚を決める際は迷ったが、「優しい時もあるし、私が努力すれば何とかなるのでは……」と思った。 だが一緒に暮らし始めた直後、夫は「パーマや友人との会話は禁止」などと命じた。まさ代さんが友人の結婚式に行こうとすると、「俺の飯はどうなる」「つまらないやつと付き合うな」と怒鳴った。自分の思い通りにならないと、まさ代さんの髪をつかんで部屋中を引きずり回し、真冬の深夜、暖房のない納戸に「反省するまで出るな」と押し込めた。 それでも「100%家事や育児をこなせば夫は怒らないだろう。自分の努力が足りないのだ」と思った。 しかし、3、4年前、「
主人の通帳を15年間見せてもらえない主婦です。 毎日、その日の夕食の材料や子供の必要雑費(ノートの買い足しなど)や医療費など、毎回見積りを提出して初めて昼間や夕方などに、主人が仕事を抜け出して銀行にお金を下ろしにいき、わざわざ家に持って帰って私にちょうどの金額(夕食代だけなら1000円程度)を渡して仕事に戻ります。食べ盛りの3人の中学生・小学生息子がいるわが家では、到底1000円で夕食代・おやつ代・翌朝の朝食・学校お弁当材料が足りず、私のわずかな貯金を崩す日々。足りなかったと言うと、毎回怒鳴られます。 主人は1日5箱ほどの信じられないヘビースモーカーで、1ヶ月の煙草代は三万円ほど。煙草代は別枠でお小遣いを三万円とっており、足りなくなると付け足すようです。詳細は見せて貰えないので不明です。 主人が普通なのでしょうか。因みに、いわゆる金持ちの家です。 義母と主人に言わせると私の遣り繰りの要領が
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 共依存の母娘関係にDVをみる~信田さよ子『母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き(2008年、春秋社)、『一卵性母娘な関係』(主婦の友社、1997)の再読(4) 杵渕里果 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. Ⅳ 「ハカモリ」にみる母の不自由 本書の「墓守娘」というタイトルだが、ふたつの由来がある。「ハカモリ」という言葉の時代錯誤なかんじが、信田の印象に強くのこるようなケースが重なったからだ。 ひとつは相談者の娘の、「お母さんみたいな人生を送りたくない、こんな家のお墓を守って生きるなんていやだ」という言葉。(p3) この母娘は、盆と正月に親戚一同が訪れるような本家の女たちで、娘ひと
2011/10/311:23 「存在しない」サバイバーたち - セックス・労働・暴力のボーダーで(2) 大野更紗 ■複雑化するDVの様相 婦人保護施設の法的根拠は「売春防止法」(以下、売防法)第36条だが、社会福祉関連の法令や制度に社会問題の現場の実情がまったく追いついていないなかで、担っている機能の幅はじつに広い。 2001年にDV防止法が施行されて以来、各都道府県に「配偶者暴力相談支援センター」またはそれに順する機能の設置が義務づけられたが、なかなか実質的な対策は進んでいない。 「配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設」として指定されているのは、2011年現在全国に203施設。だが、ほとんどが都道府県の広域福祉事務所における設置にとどまっており、市町村の窓口レベルでみると、市(区)での設置はわずか2.7%。町村にいたってはゼロなのである。各自治体における対応の格差は把握しようもな
皆様、アドバイスをお願いします。 35歳の男、既婚で子供が二人います。現在育休中です。妻は大学生の頃からいくつか会社を経営しており、僕よりも断然稼ぎます。妻や僕の同世代、僕達よりも年下の世代はほとんど妻の会社で働いているか、就職を世話してもらっています。将来どちらかが家にいる必要が生じた時は、僕が会社を辞める予定です。 僕達は最近一軒屋に引っ越したのですが、以前住んでいたマンション(妻名義)がそのままになっており、僕の姉(既婚、子供が一人)が旦那と別居する事になった際、三ヶ月ほどそこに住ませて欲しいと言われました。妻は「それはA子(姉)さんのためにならないかもしれない」と言っていたのですが、姉に懇願され、3ヶ月後には絶対に出て行く事を条件に住まわせました。 もう半年近くになるのですが、出て行きません。姉は生活が苦しく、貯金できない、引越しできない、の一点張りで、約束を反故にしています。その
夫の連れ子である息子のお嫁さんとお母様に慰謝料を請求されました。 何度も家にやって来て払えと言われ、家に上げないと近所に聞こえるように(家と反対側を向いて)大声で騒ぎたてられ、ノイローゼになりそうです。 私、夫40代後半(夫は3歳年上)、息子20代前半、お嫁さんは息子より2歳年下、お嫁さんのお母様は夫と同じ年でお父様とは離婚されています。 昨年息子が出会って数カ月で出来婚しました。二人でアパートに引っ越したのですが、お嫁さんは産前は悪阻が酷い、産後は体調が悪いということでほとんど実家で暮らしていました。 赤ちゃんが生まれてからもうすぐ1年になるので、アパートに戻っていると思っていたのですが…。 ある時息子に荷物が届き、アパートの住所に届けてもらおうと息子に電話すると、いまだにお嫁さんは実家にいるので昼間に来ても荷物は受け取れないと言われ、「何で?」と聞くと「一人でいるのが怖いから」との事(
付き合って1年半になる同じ年、20代後半の彼女がいます。 容姿も性格も好みですごく大好きな彼女なのですが細かいところで気になるところが多々あります。 -料理が下手 下手だという自覚がないようです。 バレないように具体的には書きませんが、通常の感覚ではありえないような調理の仕方をします。 -私の服の上に座る 帰宅した際にスーツなどをベッドに置きっぱなしにすることがあるのですが、その上に座っています。 -無神経なところがある 彼女の私の家にくるというので晩御飯を用意して待っていたら、来たそうそう料理が置かれているテーブルの横で制汗剤を使いだしました。 -愚痴が多い これについては別にかまわないのですが、私にも愚痴をもとめてきます。彼女が言うには「私が頼っているんだから、あなたも頼ってほしい」のだそうです。私は一人で考えたいほうなので、あまり彼女に仕事の話などはしません。 などです。 私が細かす
はじめまして。長くなりそうですがお付き合いください。 私には中1の娘と小4の息子がいるのですが、この中1の長女の友人のことでご相談願います。 その子(仮にA子ちゃんとします)は娘より2歳上の中3です。 小学校の時から学童や英会話教室が一緒で、2人とも洋画「ハイスクールミュージカル」が大好きで、年は違えどずっと仲良しにしてきました。 A子ちゃんは勉強も出来、スカウトされたこともあるぐらい可愛らしく娘は大好きです。 お母さんがシングルマザーということもあって、うちでご飯を食べたり、私が息子のサッカーで忙しいので、夫が2人をあちこち連れて行ったり、塾の送り迎えを買って出るなど、本当に実の子の様に面倒を見てきました。 ところが最近、ぷっつり付き合いをしなくなったのです。 娘がメールしても「ごめんね、受験で忙しいの」などと返事もろくに来ない上、学校でも明らかにさけている、と言った風らしいんです。 娘
配偶者への暴力(DV)について、都民の15%が、加害者を罰する必要がないと考えていることが東京都の「男女平等参画に関する調査」の結果で分かった。 東京ウィメンズプラザの小野寺信子所長は「夫婦間でも暴力は犯罪。配偶者暴力防止法が制定されて10年たつが、まだ定着していない」と懸念を示している。 調査は今年1~2月、都内在住の成人男女3千人に対して実施した。回答者は1892人、回収率は63・1%だった。 調査結果で「配偶者に暴力を振るう加害者は罰せられるべきだ」の質問に、「そう思う」(50・1%)、「どちらかというと」(35・3%)で肯定は85・4%だった。「そう思わない」(2・7%)「どちらかというとそう思わない」(5・3%)、「どちらともいえない」(6・6%)で14・6%が肯定しなかった。 「子供がいる家庭なら我慢して夫婦関係を保つべきだ」との質問には過半数、「夫婦げんかなので警察や役所が介
5月13日、ロックシンガーの内田裕也さんが、交際していた50歳の女性に復縁を強く迫ったことが原因で逮捕された。内田さんは樹木希林さんの夫であり、1973年に結婚して約40年間夫婦関係にある。2人は普通の夫婦関係と異なり、1981年に内田さんが離婚訴訟を起こしている。その頃は年に1回程度しか会わないような関係であったそうだが、近年は月1回は連絡を取り合う状態にあったそうだ。さらに、最近は結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで共演を果たしていた。 今回の事件で、2人の関係について注目が集まっているのだが、若き日の2人の仲睦まじい様子を撮影した写真が、話題を呼んでいる。 この写真は2009年の8月に、ウェブスクラップサービス「Tumbler」に掲載されていたものだ。スケベ親父と題された画像には、内田さんと樹木さんが上半身裸で抱き合っている様子が撮影されている。笑みを浮かべてカメラを見ている内田さん、それ
妻も私も30代、結婚15年です。中学生と小学生の子供がいます。 妻から離婚して欲しいと懇願されています。私は離婚したくありません。 離婚の理由は ・結婚してから私がずっと暴言を吐いていた事(俺がお前を生かしてやっている。俺は急にいなくなるかも。死にたくなったら勝手にすれば?子供の面倒はお前の担当等)。 ・妻の財布から頻繁にお金を抜いていた事。 ・数百万の借金を作った事。 ・3年前から、以前の勤め先で仲良くなった10個下の女性と電話(週に4,5回、一回に数時間)や、メールで毎日「おはよう」「おやすみ」など簡潔なやり取りをずっと続けていた事。 ・会社のツイッターを妻に内緒で始め、妻を悪く書いたり、妻に内緒で食事をしたり、あることない事書いていた事。(何も知らない妻に写真を撮らせてそれを掲載していました) ・揉めると妻が暴れるので腕を捻り上げたり、拳骨で顔を何度も殴ったり平手打ちしたりしてきた事
試合に負けたやりきれなさを何かにぶつけずにはいられないほどチームに入れ込む気持ちは、アメリカンフットボールに限らずあらゆるスポーツのファンにとって世界共通なのかもしれませんが、その落胆を配偶者や恋人への暴力で紛らわすファンも多いと示唆するショッキングな調査結果が発表されています。 NFLのレギュラーシーズンのゲーム900試合分のデータを分析した研究によると、いわゆる「番狂わせ」が起きて勝つと予想されていたチームが負けた試合の後には、そのチームの地元でドメスティックバイオレンス(DV)の通報件数が10%増加するそうです。 詳細は以下から。Oxford Journals | News | Study Finds Reports of Domestic Violence Rise 10% After NFL Upsets スポーツの試合は人々を感情的にさせやすいイベントですが、アメリカ各地で地元
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