傍田 「アジア太平洋地域の安全保障問題について各国の担当閣僚らが意見を交わす『アジア安全保障会議』がきょう(6月1日)からシンガポールで始まりました。」 鎌倉 「アメリカや東南アジア諸国、それに中国などあわせて26か国から国防相などが出席して行われる今回の会議。 海洋進出を活発化させる中国と周辺の国々との間で対立が深まっている南シナ海の領有権問題についてどのような議論が行われるのか注目されています。 会議には、アメリカのパネッタ国防長官や渡辺防衛副大臣など26か国の防衛担当の閣僚や政府高官などが出席。 シンガポールの会場のホテルで今夜、開会の式典が開かれるとともに各国の閣僚らによる個別の協議などが始まりました。 会議は3日間の日程で開かれ、あすは、中国と東南アジアの一部の国が対立している南シナ海の島々の領有権の問題や朝鮮半島情勢について意見が交わされる見通しです。」 黒木 「南シナ海の