ゲーム大手、コナミホールディングスからの人材流出が止まらない。スマートフォン(スマホ)ゲームでヒットを連発する一方、人気作を制作してきた優秀なクリエーターが次々に去って行く。業績改善の裏で、カリスマ創業者が築き上げた「王国」に強い遠心力が働いている。人気クリエーターへの書簡「あなたは当社の評判を不当におとしめている」――。昨年秋、コナミは一通の書簡を発送した。宛名は小島秀夫。コナミの人気ゲー
残業をゼロにするため、2020年までに1000億円を投資する──。働き方改革が求められる中、日本電産・永守重信会長兼社長によるこの発表は、大きな注目を浴びた。「モーレツ」を代名詞とする同社の永守会長はなぜ、このタイミングで大きな決断を下したのか。そこには、真のグローバル企業になるうえで生産性向上が欠かせないという危機感があった。ベストセラー『生産性』の著者であり、マッキンゼー・アンド・カンパニーで人材育成のマネジャーを務めた伊賀泰代氏が、その真意に迫る。(写真/太田未来子) 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年7月号 より、1週間の期間限定で抜粋版をお届けする。 目標は生産性の向上 残業ゼロは手段にすぎない 永守重信(ながもり・しげのぶ) 日本電産 代表取締役会長兼社長 1944年、京都府生まれ。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒。1973
新しいオフィスの広い打ち合わせスペースで開かれたお披露目パーティで、挨拶をするCEOの森川亮。女性向けメディアだが、コーポレートカラーは意図して「ピンク」をはずした。C CHANNELのCは、コミュニケーション。 「ほんと、こんなすごいオフィスになっちゃって……」 受付の女性社員が先を立って社内を案内しながら困ったような顔で笑った。5月末、 オンラインメディア・C CHANNELの新オフィスお披露目パーティでのことだ。C CHANNELは、LINEの前社長・森川亮(50)が立ち上げた女性向け動画メディアサービスを展開するベンチャー企業だ。 同社は5月半ばに原宿裏通りの雑居ビルから東京港区・赤羽橋に移転した。大手不動産会社の新築オフィスビル。広さ400平米。 パーティーには取引先や出資企業などから100人近くが集まった。ズラリと並んだお祝いの胡蝶蘭は50をくだらない。 中国での再生が3.2億
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