「最初はSNSを眺めていただけだったのに、加速度的にハマっていった感じです」。 気が付いたら陰謀論に傾倒していたという男性はこう振り返る。 あらゆる情報に自由にアクセスできるはずのインターネット。 しかし私たちは自覚なく偏った情報に囲まれているかもしれない。 いまは、陰謀論から抜け出したという2人の経験談から見えてきたものとは。
「多様性」や「LGBT」という言葉は、日本でもすっかり知れ渡り、単語として一般化した雰囲気ですが、実際のところ、それらの言葉の意味は正しく理解されているのでしょうか? 正確に理解しないままになんとなく頭に入れてしまっている人もいれば、その不正確な認識に基づいて「反“多様性”」や「反”LGBT”」に傾く人も珍しくありません。「最近、多様性とかLGBTってよく言うけどさ~」と、今の流行りの言葉につい口をはさんでみせてマウントをとる人も見かけますが、たいていは「多様性」や「LGBT」の意味を適切に理解していません。 それでも学習の機会は乏しく、不正確な情報が拡散されやすいネットの特性も悪化の原因となり、「反“多様性”」や「反”LGBT”」にまつわる言説は増すばかりです。 そこでこの記事では「反“多様性”」や「反”LGBT”」で使われやすいレトリックを整理することにします。 ※この記事は私が個人用
最低賃金600円台の時代の底辺労働者ってどんな暮らししてたんだ? スマホが無ければこれでも生活できるのかな anond:20230727101403 簡単に言えば、最低賃金で働く労働者(≒底辺労働者)は一家を支える必要は無かった。そして人々の暮らしは、今よりも給与も高く物価は安く負担率は低かったので、今より良かったと思われる。 最低賃金が、その金額で働く人が生活を支えるということを想定していなかったし、それでも良かったんだよ。 最低賃金水準の金額で主婦層などが働いても、それは家計を支えると言うより自分の自由に使えるお金を稼ぐため、みたいな時代。 そういった人を想定していたから、最低賃金は低く抑えられていたし、抑えていても大黒柱の給与は十分に高かったから今ほどは社会問題にならなかったんだよ。年 最低賃金給与平均給与中央値1997 603円 664万円 545万円2022 961円 443万円
Topline X—the recently rebranded version of Twitter—removed a fact-check from a Tuesday post by company owner Elon Musk that linked the cardiac arrest suffered by college basketball player Bronny James to the Covid-19 vaccine—the latest assertion from the billionaire who’s increasingly promoting conspiracy theories and fringe ideas.
既存のツイートに、ツイート筆者とは別のTwitterユーザーが、後から補足メモをつけることができるというTwitterの「コミュニティノート」という機能は、日本語圏では、今月(2023年7月)になってようやく広く使われだしたため*1、「イーロン・マスクでも、Twitterユーザーに役立つことをするんだな」的な感慨をもって受け止められ、マスクについての好印象材料になってすらいるようだ。 だが、「コミュニティノート」は、実はマスクとはほぼ関係ない。マスクの買収話が出るずーっと前から、英語圏では運用されてきた機能である。マスクと関係があるとすれば、それは(例えば「サークル」などとは違って)マスクが提供打ち切りの判断をしなかったということである。 では、この機能、いつからどういうふうに始まっていたのか。 この点、どうやって調べることができるか、簡単にメモしておこう。こういうのは、うちらが仕事のとき
のり弁当を喰うだけで 一体自分が何を喰わされるのか把握しきれない… (※画像付き投稿) 一般ユーザーのTwitter投稿(2023年6月24日、約4700RT) 判定 判定の基準について この弁当を製造・販売する企業はリトマスの取材に対し、ラベルの記載内容や貼り付け位置などがこの商品と相違しないことを認めている。 ファクトチェック 6月24日、あるTwitterユーザーが「のり弁当」に貼られた表示ラベルの画像を投稿した。ラベルには調味料、保存料、着色料など多数の食品添加物が記載されており、このユーザーは「のり弁当を喰うだけで 一体自分が何を喰わされるのか把握しきれない…」と批判的なコメントを添えている。 なお、本稿では販売時にこのラベルが本当にこの通り貼られていたか否かのみを検証し、このような表示方法が適切か否かや、これらの添加物の人体への影響の有無などは議論しない。 「別の表示を貼り付け
【この記事のポイント】・世界を震撼させた米銀の連鎖破綻の陰にも情報工作・国家の存在が世論操作の背景にちらつくケースも・AI同士で繰り広げられるサイバー空間での暗闘米民主主義を揺るがしたのは19歳の大学生だった。標的となったのは、通信会社への一部規制を緩和する米連邦通信委員会(FCC)の法案だ。カリフォルニア州の大学生はメールアドレスを大量発行するサービスや、でたらめな氏名や住所を生成できるウェ
Wikipedia 英語版にはよくこんな情報をまとめているなと思うものがあったりするのだが、そうしたものをまた一つ知ってしまった。 私、英語圏のカルチャー系メディアで初めてみるやつに出会したらこれで確認してます…Wikipedia英語版の、どのソースがどれくらい信頼できそうかをノートでのディスカッションに沿ってまとめたリスト。ブライトバートはもちろんブラックリストに入ってます。https://t.co/ZjSQn8i7VL— saebou (@Cristoforou) October 16, 2022 Wikipedia:Reliable sources/Perennial sources だが、北村紗衣さんも書かれている通り、ノートでのディスカッションに沿ってまとめたリストなんですね。いわゆる一般的なニュースソースだけでなく、テック系、エンタメ系など網羅されていて壮観である。 基本的に歴
発足早々各方面から批判を集めている日本ファクトチェックセンター。週末ツイッターを眺めてたら ファクトチェック: 「沖縄県知事選3ヶ月前から那覇市だけでも100人以上人口増」は不正確 との記事が流れてきました。 https://t.co/vz0dUE646H
ウクライナ情勢、偽情報拡散に加担してしまったZ世代 デジタルネイティブと呼ばれるZ世代は、一般的に他の世代に比べソーシャルメディアの情報リテラシーが高く、事実と偽情報を分別する能力に長けているといわれている。 しかし今回のウクライナ情勢では、Z世代によるソーシャルメディアを通じた偽情報の拡散が相次ぎ、同世代の情報リテラシーの脆弱性が露呈した格好だ。 米メディアNBCニュースは2022年3月12日に、Z世代によるソーシャルメディアでの偽情報拡散を取り上げ、問題の深刻さを報じている。 この報道では、ウクライナ情勢に関して、多くのZ世代がTikTokを通じて、ファクトチェックなしに偽情報を拡散してしまう傾向があり、その情報脆弱性は他の世代と変わらないことが指摘されている。 特にZ世代は、ウクライナ危機などの人道・社会問題に対して、情報をシェアしないことが行動を起こさないことと同義と捉える心理傾向
「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性 『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー 社会 「ロジカル・シンキングを身につけよう」「これからの教育に必要なのは論理的に話す・聞く・書く能力である」……論理的に考え、書いたりプレゼンテーションしたりする能力はビジネスや教育分野でもてはやされ、現代では欠かせないスキルとして広くうたわれている。 しかし改めて考えると、「論理的」とはなにか? 「論理的」であることは何に立脚しているのか? どこでも共通する普遍的なものなのか? 『「論理的思考」の社会的構築』を著した渡邉雅子氏は、「「論理的」だと感じる思考や論理の型は、実は文化によって異なっており、それぞれの教育の過程で身につけていくものだ」と指摘している。本稿では、「論理」の多様性やその社会的構築過程、小論文教育から見えるフランス独自の論理のあり方、日本におけるア
私信の公開一般が違法というのは一体どこから湧いたのか知らないが、法律デマの中ではかなり広く信じられてるよね。DMでなら嫌がらせし放題とか誤解されかねないのでデマの中でも害が大きいと思う。実際おっさんが女子にLINEでちんこ画像送り… https://t.co/QWq7Y6a6aj
[2024/8/8更新] 過去を糾弾したいわけではない。 未来に過ちを繰り返さない為に。 「政治の信頼を回復するには、過ちや不公正に毅然と対峙することが必要です。この一年半のあいだ、政府や厚労省、一部の医師や専門家によって宣伝された偽情報は、撤回されなければなりません。合理的なコロナ対策はその先にしかないからです。」(※1. 引用元) 政府が検査抑制を進めた結果、日本は未だ検査キャパ不足の課題を引きずっている。当時は致し方ない理由があったのかもしれない。海外からの試薬の調達不足・検査体制の未整備・医療従事者の感染の不安・検査場での感染拡大、様々な懸念があったと思う。然し、それをベイズ推定という全く別の説明で、安易に世論を抑え込もうとした。騙す意図はなかったとしても、「国民の声を封じればよい」と、真の問題解決への努力を怠り、検査への誤った不信を抱かせ、後々の感染症対策に大きな弊害となったこと
ダブスタ批判というのは恐ろしい考えで多数派の人々はこうして全ての不正を許したほうが得だと教育されていく。強行に批判なき世界では弱い者や運のない者から死んでいく。
第13回新型コロナウイルス感染症対策分科会提言 2020年10月29日 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/kensa_senryaku_13.pdf 濃厚接触者や感染リスクが高い場合を除く、無症状感染者に対する検査には専門家会議、分科会は一貫して反対してきました。 無症状感染者に対する検査への反対意見は2020年2月頃から見られました。 坂本史衣氏の記事とベイズの定理 新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの? 感染管理の専門家に聞きました 新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの? 感染管理の専門家に聞きました 「陽性的中率」というのは検査が仮に陽性だった場合に、どのくらいその結果が正しいか(=本当にCOVID-19にかかっているのか)を示す確率です。 風邪のような症状を訴えても、COVID-19にかかっている可能性が現在
無症状者を対象とするPCR検査は陽性率(事前確率)が低いため、積極的に集団検査を行うと偽陽性が続出し、現実的でないとする誤解がわが国では根強い。 わが国の新型コロナウイルス対策は、発生したクラスターの感染者とその濃厚接触者の積極的疫学調査を中心に行い、それ以外の無症状感染者への集団検査には消極的だった。 多くの提言を受け、政府は本年2月より、2回目の緊急事態宣言解除後の都道府県を対象として、無症状一般人口に対するモニタリング検査を開始した。 感染率の低い集団に検査を行うには、簡便かつ感度と特異度に優れた検査システムが必要であり、PCR検査はその条件を満たしている。今回のプロジェクトでは複数の企業が製造した唾液PCR検査キットが用いられた。 日本の非流行地域の一般人口における陽性率は極めて低い。このため偽陽性は大きな問題にならないと考えられた。 全国の一般人口の唾液PCR陽性率は0.06-0
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