法人向け事業の加速を図るGoogleが米国時間6月2日、クラウドベースのデータ分析サービス「BigQuery」を強化したと発表した。従来のビックデータサービスとの互換性改善などが加わった。 BigQueryの強化として、標準のSQLをサポートした。これに加えて、高度なクエリプランニングと最適化も可能となり、SQLステートメントでの任意の複雑なサブクエリがかけられるようになった。さらには、日、時間、アレイ、構造体など幅広い型システム、それにTheta Joinもサポートした。 Googleはまた、アイデンティティとアクセス管理の機能「Cloud IAM」をBigQueryでもベータとして提供する。これにより、BigQueryプロジェクト向けの許可を完全に自動化でき、管理者は詳細にセキュリティポリシーを作成できる。 最後に、Googleは時間ベースのテーブルパーティショニング機能も導入した。複