このサイトへのリンクはご自由に。ご意見、お問ひ合せ等は下記まで。 ふなきなおと(E-mail:funaoto@hat.hi-ho.ne.jp)
臨時仮名遣調査委員会(りんじかなづかいちょうさいいんかい)は、1908年(明治41年)に文部省の諮問によって設置された国語表記についての委員会である。この委員会の議論が、明治政府が教科書に歴史的仮名遣いを採用する契機となった。 当時、普通教育を行う上で国語読本の仮名遣いを決定する必要があった。文部省は1900年(明治33年)に『小学校令施行規則』で字音仮名遣の表音式化を決定、漢語の「学校」を「がっこー」と表記するなどの方針を打ち出し、1903年(明治36年)に作られた最初の国定国語読本は、字音語(漢語)については表音式、和語に関しては歴史的仮名遣いで編纂された[1]。ついで1905年(明治38年)、次期の国定教科書では、国語調査委員会の諮問をもとに、表音式仮名遣いを漢語、和語ともに採用することを決定した[注 1]。 しかし貴族院議員などから、この表音式案に反対する声が続出した[2]。これを
◆ 社名の歴史 ◆ 「青磁社」という名の出版社は私たちで3代目となります。 第一次青磁社は昭和初期に歌集出版などを手掛けていました。 第二次青磁社は昭和40年代頃に詩集出版をメインに、やはり歌集も出版していました。 歌集出版にゆかりある社名を引き継いだ使命を、今後十二分に果たしていく所存です。 ご注文の書籍は送料無料にてお送りいたします。 お電話・メールにてご連絡ください。 ご注文・お問い合わせは 〒603-8045 京都市北区上賀茂豊田町40-1 TEL.075-705-2838 FAX075-705-2839 E-mail seijisya@osk3.3web.ne.jp 再び「新かな・旧かな」考 text 松村由利子 帯文の「『考へる人』は『考える人』よりえらい?」にちょっと惹かれて、白石良夫『かなづかい入門』(平凡社新書)を読んだ。とてもよかった。自分がなぜ新かな遣いで歌をつくるの
制作者(webmaster) 野嵜健秀(Takehide Nozaki) 公開 2005-06-12 改訂 2006-10-21 言葉 言葉 言葉 國語國字問題解説 國字問題Q&A 言葉の傳統 Q 言葉は変化するものだ。漢字も仮名遣いも変化するものだ。そうではないか? A 「言葉は變化する」と云ふのが事實であるにしても、「だから言葉の書表し方も變化する」とは言へないのではないですか。 語彙は變化する現實があります。だからと言つて表記を變化させる必要があるとは思ひません。 Q 言葉は常に生きて流動し、変化しつづけるものだ。文法とか正書法とかいうものは、言葉の死んだ過去の姿しかとらえられないものでしかない。そんな硬直した、死んだ規範に、今生きている言葉を無理矢理押し込もうとするのは、無理がある。 A 「現代かなづかい」こそ、半世紀に亙つて全く變化してゐない、死んだ規範ではないですか。正かなづか
古書で中公新書の築島裕著『歴史的仮名遣い』を入手した。これは昭和六十一年に刊行された啓蒙書である。その後絶版になってしまい、残念ながら、現在では図書館か古書で探すしか読む手だてがないものとなっている。 私も歴史的仮名遣いは久しく興味の対象であり、近現代文学のオリジナルが旧字旧仮名遣いの作品は、学生のころから努めて原典表記のものを漁って読むようにしてきた。旧仮名遣い・旧字変換ツール misima を公開する動機にもなっている。 私が感銘を受けた本書の核心部は、仮名遣いというものを二種類に区分して論じている点である。つまりひとつは「実態」としての仮名遣いと、もうひとつは「規則、ルール」としてのそれとを区別しているところである。そして著者の教えてくれる興味深いところとしては、こんにち歴史的仮名遣いとして語られる後者が、契沖によって整理されてのち、明確に社会的に意識され、その習得度合いによって教養
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