520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から36年。 国内最悪の航空機事故を調査し、報告書をまとめた調査官らが手記を残していたことが、去年、NHKの取材でわかりました。 調査官限りの内部文書とされ、これまで決して表に出ることのなかったおよそ100ページにわたる手記。 そこに書かれていたこととは。 (沖縄放送局デスク 山口健) 36年前、日本航空のジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落し、520人が犠牲になりました。 単独の航空機事故としては史上最悪の悲劇でした。 事故から2年後、墜落の主な原因などについてまとめた事故調査報告書が公表されました。 報告書ではアメリカのメーカーの修理ミスにより客室内の圧力を一定に保つ圧力隔壁が破損。 その結果、機内の空気が客室後部に一気に吹き出し、垂直尾翼の大半が失われ、操縦が困難な状況に陥ったと推定されると結論づけられました。
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