連休後半のニュースで印象に残ったのは、 厚労省が5日に出した「要支援を介護保険から 切り離す」検討でしょうか。 年内にまとめたいという意向ですが、昨年の 介護保険改正の際に、すでにその布石は うっていたので、大きく驚くこともないものの いよいよ本気で切り込むか、という感じで しょうか。 予防事業は地域に移管ということですが、 財源や能力でサービスに差が出ることは確実 ですね。でも、考えることは大切です。 国の指導だけに頼らず、自ら独自の素晴らしい サービスを創出している自治体もいますし、 特に介護は地域密着で提供されるサービス なので、もとより国の全国統一サービスの 考え方には疑問もありました。 しかし「介護予防」はとても重要です。 当社のデイはトレーニング特化型なので、 その効果は目に見えて理解しています。 高齢期に限らず、いろいろな人がいるので 一斉に全員に運動をしなさいというのも 正
■問われる互助の仕組み 次の介護保険法改正に向けた議論が始まった。最大の課題は、団塊の世代がすべて75歳以上になる「2025年問題」にどう対処するか。使いやすく、持続可能な介護サービスのためには何が必要か。発足前から介護保険制度をウオッチしてきた池田省三龍谷大学名誉教授に聞いた。(文・佐藤好美) ◇ --2025(平成37)年に向けて、介護保険では何が必要でしょうか 池田 注意すべきは、高齢化のスピードが地域で異なる点です。75歳以上の後期高齢者が一番増えるのは東京ですが、増加率が一番高いのは埼玉。千葉、神奈川、大阪、愛知と都市部が続きます。埼玉県では2010年から2025年にかけて75歳以上の人が2倍以上になる。 --サービスも費用も倍になるということですか? 池田 サービス増が間に合わないかもしれない。埼玉県は高齢者1人当たりの在宅サービスが全国一少
2012年の介護保険制度見直し、介護報酬改定(診療報酬との同時改定)に向けて各論の議論が行われている。制度見直しは高齢化の進行に伴う財源不足に働きかける項目がメインとなっているが、もう一つ重要な柱となっているのが「認知症を有する人への対応」である。 さて、最近の社会保障審議会等の行政資料では、介護保険制度を取り巻く状況として、「75歳以上の高齢者の増加」、「認知症高齢者の増加」、「単身・夫婦のみ高齢者世帯の増加」、「都市部の高齢者の増加」という“4増傾向”が繰り返し示されている。制度見直しや報酬改定は、それら4つの増加に対応する形で議論が進められているものが多い。例えば、介護サービス利用の頻度が高まる75歳以上高齢者の増加は、サービス需給バランスに大きな影響を与え、家族介護を期待できない単身・夫婦のみ高齢者世帯の増加は24時間対応型のサービス類型の根拠の一つになった。4増傾向はいずれも統計
とうとう、ケアマネが、、医療を支配し始めた。 患者サイドに立つという大義名分の下、介護保険を貪るだけでなく医療をも歪ませる。 「ケアマネの中立性」など、絵餅であることを誰も真剣に指摘しないという疑問がある。 要介護4が3年以上続いている寝た切り患者さんが、 時間外にヘルパーさんに連れられて来られる。 朝から調子が悪かったが、連れて来るのは 夜になった、とのこと。 帰ろうとすると、時間スレスレ、時間外の患者さんが駆け込んでくる。 それが、必ず、重症ばかり。 3年前から在宅医療での対応を勧めているが、 担当ケアマネは執拗に反対してきた。 その理由 1)通院介助と言うヘルパーの仕事が無くなる 2)介護保険枠を、訪問看護に取られる 3)医者と関わりたくない。 ケアマネが、医療も生活も決めている。 もちろんケアマネ本来の仕事ではないのだが。 現在のケアマネ制度は、ケアマネ=営利企業の営業マン。 営利
介護事業者の倒産が平成12年度の介護保険制度導入以来、20年は過去最悪のペースで増えていることが25日、民間信用調査会社の東京商工リサーチの調査で分かった。1〜5月の5カ月で、負債総額は100億9300万円と過去最悪だった18年1年間の114億7900万円の9割近くに達した。件数も21件と過去最悪だった19年の年間35件の6割の水準。 給付費抑制のため、事業者に支払われる介護報酬が18年度の改定で引き下げられたことに加え、人手不足が深刻化、人材を確保できない事業者が増えたことなどが要因。競争激化や行政による規制強化も背景にある。利用者への影響も懸念され、21年度の次回改定では報酬引き上げを求める声が強まりそうだ。 20年の倒産の内訳は訪問介護が9件、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設系が12件。19年は訪問介護が18件、施設系が17件、負債額は77億7300万円と18年より減った
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