感染症診療の原則

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武蔵境イトーヨーカドーのアルコールジェル剤

2009-09-30 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
本郷先生のいらっしゃる日赤近くにイトーヨーカドーがあります。 その玄関口に例によってアルコールすり込み剤があります。 最近これが小学生の間でホットな話題となっているということを料理教室の先生のミクシーで知ったとKナースが教えてくれました。 なぜ小学生がアルコールジェルポンプに群がるのか? それは「虫除けになる」というという噂があるから。公園に行く前に列をつくって腕や足にすり込む小学生の群れ . . . 本文を読む

タミフルの予防投与はやめましょう(WHO)

2009-09-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
いくつかタミフル関連話。 【WHO】25日、新型インフルエンザの主力治療薬であるタミフルなど抗ウイルス剤の処方について「予防目的での使用はWHOとして推奨しない」とする新たな見解を発表した。予防的な使用がタミフルなどに対する耐性のあるウイルスを発生させる危険性が高いためと説明している。 (47ニュース) http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092501001 . . . 本文を読む

HPVワクチン導入のためのいくつかの課題

2009-09-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
臨床試験を同時期にしていた万有のガーダシルと、GSKのサーバリックスは同じタイミングで出すつもりなのか?と思うほどに時間がかかりましたが、GSKのほうが先に承認されました。 数年前から中高生や保護者、医療関係者への講義のときにHPVワクチンの話をいれていますが、一番反応が大きいのは保護者、特に母親です。 2人に1人ががん(だって超高齢国だから)という国で「がんを予防」というのはがんを心配する世 . . . 本文を読む
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ダム・ダム・ダム

2009-09-30 | 非・悲・否・避「常識」
オランダは英語でNetherlands(注 ネバーランドではない)。 周辺より低い土地という意味だそうですが、現在も水路は重要。水位の管理ははコンピューター化されているそうです。 昔は土地を確保するために、水を堰きとめ、かきだし(風車の使用目的のひとつ)、底に牧草や作物が育つまで約10年待つ、という地味な作業をじっくりやってきた国。 アムステル川の水をせき止めてダムをつくったので「アムステルダ . . . 本文を読む
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現場の痛み

2009-09-29 | 非・悲・否・避「常識」
お役人の妄想・言い訳やえらい人たちの話よりも、シンポジウムや脅し本よりも、地域で診療をしているドクターたちの話のほうがいろいろ参考になることが多いこのごろです(会議室ではなく現場でおきている、、ですからね)。 定期的に愛読しているいくつかのブログの中に、「Back to the Street ふろむ診療所」というブログがあります。 http://blog.m3.com/BackToTheStre . . . 本文を読む

10/17 新潟県病院薬剤師会

2009-09-29 | 公開講義情報
最近薬剤師さんたちにも「ブログみています」といわれてうれしい青木編集長。 各県の同様の薬剤師さん対象セミナーの依頼が増えています。他の地域でも企画の参考にしてください。 最終案内チラシがとどきました。 限られた時間ですが(かなり早口になるでしょう・・)、原則論をベースに薬剤師さんにぜひ適正使用のためにご協力いただきたいことなどをお話する予定です。 ※薬剤師さん対象です。 ---------- . . . 本文を読む

『リスクにあなたは騙される-「恐怖」を操る論理』

2009-09-29 | 非・悲・否・避「常識」
久々に人ごみを覚悟して大きな書店にでかけました。するとそこにはインフルエンザ関連本がずら~~り。確かに「売り時」ですよね! ぺらぺらと見比べたものの、どのような対象に何を伝えたくて(本のミッション)ということはつかみにくいなあと感じたので、「何か1冊買わなくちゃ!」という人は選ぶのに苦労をするだろうなあと思いました。 編集部が最終的に買ったのは『リスクにあなたは騙される-「恐怖」を操る論理』で . . . 本文を読む

You can say sorry

2009-09-29 | 青木語録
共に同じNPOで働く医療訴訟専門の弁護士Hさんが同じ事を言っておられたのを思い出します。やはり洋の東西を問わず誠実な謝罪が医療事故発生時のBest strategyなのですね。 Jane Feinmann assesses initiatives that challenge the idea that doctors cannot afford to apologise when someth . . . 本文を読む

応援中@札幌・水戸・鹿児島

2009-09-28 | Aoki Office
以前から定期的に講義やカンファ、症例コンサルテーションを依頼されている病院に加えて、青木編集長&その仲間の先生方がいくつかの地域・病院の臨床研修プログラム支援をしています。 特に募集や申し込み方法はありません。そこに熱意のある研修医と指導医。理解あるトップがいれば難しいことではありません(いれば・・ですが)。 指導できる医師がいない、いるが他の業務に忙殺されていてゆっくりじっくり教育に関われて . . . 本文を読む
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症例募集 と  11/10症例検討会のお知らせ

2009-09-28 | 公開講義情報
「東京・感染症診療セミナー」はファイザーが応援している東京地域の感染症の勉強会のひとつです。 聖路加国際病院の古川先生を中心に、3~5年目の若手のドクターを対象として年2~3回開催されています。 ● 特別講演:古川先生の感染症レクチャー) ● 聖路加式Conference:5年目の先生が進行をし、2~4年目の研修医が症例を提示 というかたち  です。 次は11月10日(火)19時~ ベルサール飯 . . . 本文を読む