川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

今日は寒い一日でした~。

2011年01月30日 | 俺の撮影

アジアカップ、日本優勝!の興奮からなんだか布団に入っても寝付けられず…。

目が覚めたときには、ゴセイジャーをやっている時間。うは、もう散歩無理だな…。

実は、今日はMKPに行って、感度はISO-1600、絞りを10位で、カリッカリにシャープなカワセミを撮ってやろうかと思っていたんだけど…

こんなに寒くて、寝不足だったらMKPに到着するまでに萎えてしまいそうで。

 

で、お昼。息子の昼寝にちょっとだけ付き合うつもりが、夕方まで爆睡。まあこう寒いときに、布団に入ったら出られないからな…。

結局昼も散歩に行くタイミングを失ってしまった。

 


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.8 II

今日撮れたのは、この夕焼けの写真だけと言うことで。

 

…にしても寒い。うちの書斎(と言う名の俺のパソコン部屋)には暖房器具の類は無いので…多分、今の室温は一桁台。

せめて、二桁は欲しい。二桁が欲しい。…二桁台が欲しい。

   

 

二桁Daいが欲しい…。

 

告白します。

 

3台目の20Dをキタムラに注文してしまいましたw

 

と言うことは…

 

E-3に入札がありました。

 

ったく、俺、どんだけ20Dすきやねんw

相性としか言いようがないんだけど、あの5Dを超えるレスポンス、あのシャッター音、あの写真の色。確かに液晶画面は小さいけど、ひっくり返せばその分バッテリー長持ち。

うまく撮れたかどうかは、家で確認すりゃいい。不安ならもう1枚撮っておけ!こういう撮り方するならば、1.8インチの液晶でも十分。

液晶の話で言えば、20Dの小さな液晶は、俺の鼻が当たるところにないと言うのも大きなメリット。液晶画面の脂は気にするなって言うのが無理。

 

20Dと言えば、20Dを買おうかなと決めてから、ヤフオクでウオッチリストにバンバン登録していったんだけど、運命だね。俺の1台目の20Dを再出品しているのを目撃してしまった。

どうやら、その方にはイマイチだったらしく、ほとんど使わなかったとか。うーん、やっぱり、好き嫌いはあるよな~。一瞬それなら買い戻そうかと思ったんだけど、趣味が合わないストラップに変えてたりとか、高級そうなんだが、収納力に疑問があるようなカメラバックを付けてたりとか、中途半端な望遠レンズを買い増しててそれも出品物にあるとか、イマイチ乗り気なれないのでヤメ。

その他、ヤフオク系は今「何でそこまで値を上げる?」って状態に。充電器を紛失したので、動作チェックが出来ない20Dが20,000円とか、本体以外に何も付属品がない20Dが15,000円とか。あり得ないw

キタムラ中古なら割とまともで14,800円からなのに。

で、俺が注文したのは、本体は割と塗装ハゲあり、液晶は綺麗。ファインダーに小ゴミ。バッテリー、充電器付きで14,800円。(要するに、使わないだろう、ケーブル類、CD類、マニュアル類がないだけで、普通に使う分には問題なさげ。)半年保証もあるし、気が変わったら、レジでいらねって言えばいいし。いくらかダメージがある方が5Dが綺麗に見えるだろうw…てな感じで。

 

恋は盲目と言いますが、俺は趣味に盲目だな…。

ふふ、2/5は娘の生活発表会(学園祭のようなもの)があるが、それにはキヤノン2台体制が整いそうだ。あ、嫁のキスデジも入れたら3台かw


意外に使える!Canon EF 28mm 1:2.8

2011年01月30日 | 俺の撮影

ああ、今日はアジアカップ決勝を見ながらのブログ作成。集中できないよw

それはさておき、今日の散歩撮影には先日購入したCanon EF 28mm 1:2.8を持っていきました。


Canon EOS 5D + TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1

このレンズ、良いコンディションなら15,000円ぐらいするレンズ。でも、ちょっと訳ありで5,500円で手に入りました。その訳ありとは…


Canon EOS 5D + TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1

「カビ、ゴミの混入あります」との説明はあったけども、まさかここまでとはw

無数のゴミ、全体的にこびりついてしまったカビ。これはさすがに写真に影響がないと言ったら嘘だろ?と思いつつも、値段が値段だけに文句は言えない。部屋の中での撮影テストでは特に影響はなさげだったが、実戦でどう出るか?


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

夜明け前の空をハナミズキ越しに。今朝1枚目の写真。バックのぼけとか、綺麗なグラデーション、ものの見事な周辺減光w

お、なんか良い雰囲気の写真になったぞ?

驚いたのは、こんなに暗いのに手ぶれにならない程度のシャッタースピードが稼げていること。f/2.8の明るいレンズのアドバンテージ。こりゃ嬉しいね。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

それにしても寒い。なんか寒さを表現するものはないかと思っていたら、カーブミラーまで凍ってるのを発見。本当は、鏡にもっと風景とか入っていたら良いのにね~。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

早起きは三文の得。

良い空が撮れたなと。この空は宇宙につながっているのかなぁ…なんて思わせる。この前、イメージセンサーのゴミをブロアで吹っ飛ばしておいて良かったw


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

この木、何の木、近所の木。

この木は結構大きくて、今までも被写体にしたことはあったけれども、写真の一部として使うなんてことは出来なかった。これが広角レンズの面白さか?

昨日のブログでキヤノンの黒が好きだと言ったが、その黒が出たのかなと。

明るいところと暗いところとの境がくっきりしてるなと。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

工事中の水門の写真。こう言うのも広角ならではの写真だな。広角レンズの良さは、こういう開けたところを撮るときかも?家では活かしきれない、出かけたくなるレンズ、かな?


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

これが最近ガードレールにいるカワセミを撮影しているポイント。カワセミもよく見えるが、カワセミからもよく見られている。だからいろんな戦略が必要なフィールド。

逆に言えば、超高性能な望遠レンズがあれば、同じ場所でいろんな場所のカワセミが撮れる…はず。でもそんなレンズ持ってないしw

ただし、自然そのものの情景は撮れないわな。人工物だらけw


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

車をよけて壁際に寄ったら、こういう構図も良いかなと思って撮った1枚。

このレンズの特徴は広角であるというだけでなく単焦点であること。シャープに写るところはシャープに。ぼけるところはボケボケ。

こう言うの活かせるシチュエーションで、このレンズを使ってみたい。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

橋の上から。夜明け前が一番寒いと言うけど、こんな幅の広い川まで凍りかけている。

風がないから水面が鏡のようです。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

この橋の欄干。夜はこの辺暗いからこの先端に結構ぶつかるんだよなw

自転車でハングオンしながらだと、ちょうど肘が当たるwスピードを落とせと言う話だけど、この辺上り坂だから勢い付けてるからw

…お、写真とは何の関係もないコメントw


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

鳥の名前までは分からないが、鳴き声からして多分カワラヒワの大群。俺が今まで撮ってきた野鳥の写真の中でも、1枚の写真で一番多くの鳥を撮った写真じゃないかな?(何の自慢w)


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

ここは結構良い野鳥撮影のポイント。

水辺で、魚を狙う野鳥が集まること、桜並木で木の芽が好きな鳥が集まること、この近くに雑木林があり、そこからも野鳥が来ること。鳥の集まる条件が揃っている上に、川を挟んだところから、木に留まった野鳥を狙える。

また、このフェンスで体が固定できるから手ぶれも抑えられるし。

野鳥撮りを始めたいよって人にはお勧めしたいポイント。

…ちなみにこの写真にカワセミが写っていますが、どこにいるか分かりますか?


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8(等倍トリミング)

ほぼ中央に写っています。カワセミ撮りには、こう言うのを見逃さないのがポイント!


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

このレンズ、細かい枝まで綺麗に撮れる。そりゃ程度は悪いけど、これだけ仕事が出来るレンズなら全然問題ない。良いものが安く手に入ってラッキーだ。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

ここでやっと日の出。おお、このレンズは8枚羽根か。

そう、今まで日の出前の明るさでここまでの撮影が出来ていた。カメラが良いのか、レンズが良いのか、とにかく助けてもらってる。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

極寒に耐える一輪の花!

梅の花が咲いていました。黒い丸は落ちなかった去年の梅の実か?

取ってから撮影すれば良かったのかもしれないけど、よその木を触るわけにはいかない。悪い事までして良い画を撮りたいとは思わない。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

工事現場でよく見るバリケードのウサギ。こんだけ理路整然と並んでいるとかなりシュール。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

そして捨てられたウサギ。これまたシュールw


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

28mmでも野鳥は諦めないw

これはツグミのダイブ。

普段邪魔なだけの電線も、こう写ると空間の広がりを見せるアイテムになるかな?


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

ここがMKP。

新旧2つの水門が重なるところ。用水路から流れてくる微生物。それを求めて集まる小魚。水門の中だと大きな魚は来ないから、小魚にとってはサンクチュアリだろな。

カワセミが来なかったらなw

ちなみに、この写真にもカワセミが写っていますがどこでしょう?


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8(等倍トリミング)

写真の左隅の石垣から生えている雑草のなかにいます。


Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8

別アングルから。左に見える黄色の木もカワセミが良くいるところ。そこを古い方の水門の上から狙います。あの柱に隠れることが出来たら、撮影は長期戦になります。あそこに行くまでにだいたい逃げられますw

かといって、最初から水門の上にいるとカワセミは上空から見ていて、このポイントには寄ってこない。ここも良い写真を撮るのは難しいです。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

ここでレンズチェンジ。三脚も用意して、レリーズも接続。

レンズはギリギリAFが利く組み合わせ。400mm単焦点と1.5倍テレコンの組み合わせ。600mmですな。2.0倍テレコンだとAF利かない事が多いからな。まあ、トリミングなしでここまで写せば十分ですが。

これはMKP写真の1枚目の右端の草の中から撮っています。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

あ、目があった。逃げるかな?それでもカワセミも人間は陸続きでないと襲ってこないとよく分かってるんでしょうね。余裕だねぇ。

そこで、ポイント変えて撮影しようと思ったら…


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

そのままダイブして、魚を捕まえました。(ダイブの瞬間は撮れずw)

うーん、この時シャッタースピードは1/50秒。動かないカワセミを撮るときは十分な速さだけど、暴れる魚とそれを押さえるカワセミを撮ると、被写体ブレしちゃうな。

ここはやっぱり感度を上げるしかないのか…。

そりゃ、ヨンニッパとかで解決する方法もあろうけどw


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

カワセミが魚を飲み込んだ瞬間。首を伸ばして食道を真っ直ぐにしてる?ちょっと表情も面白いw


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

そして木の枝へ。カワセミは、やっぱり背中を見せてくれる構図が綺麗です。

これは古い水門の上から撮っています。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

今日は28mmという新しいアイテムも試せたし、カワセミも撮れたし、まずまずだなと思って帰っていたら、ちょっと気になるものを発見。え?木のあんな高いところに雑巾か何かぶら下がっている?いや?動いてるよ?ハト?いやそんな大きさじゃない。猫?いや、もっと大きい。ファインダーで覗いてみると…

うわ、いつぞやの「ハヤブサっぽい何か」だ!!

ちょっとおとなしくしているようなので、どうやって撮影してやろうかと思案しているところに、車が通りかかって、そっちに注意を向けていたらその鳥が飛び立った。いかん、逃げられた!

逃げた方向でハトの「くわっぽぽぽ」という驚いているような威嚇するような叫び声が聞こえる。ハトを襲うんだw

その後、「ガー、ガー」と複数のカラスの威嚇が始まった。

どうやらハトを追いかけて、カラスの縄張りに入り込んで、逆に脅されちゃったらしい。

何かの本で見たことがあるけど、猛禽類vsカラスだと1対1なら猛禽類が勝つが、複数のカラスに絡まれると猛禽類は負けるんだそうだ。だから、猛禽類を専門に撮影している人は、普段なかなか鳴かない猛禽類の声を頼りに鳥を探すのではなく、カラスの声に注目して場所を特定するんだとか。面白いね。

で、俺もカラスが追いかけっこしている声を聞いてみた。なるほど、だいたいどの辺で争っているのかわかる。カラスの声が聞こえなくなった。猛禽類が逃げたね、こりゃ。

その付近を探してみるといましたよ!


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

で、でかい!!頭から尾っぽまでは1mぐらいあるかもしれない。

くちばしと足が黄色だからハヤブサか?と最初に思ったけど、目まで黄色だったらハヤブサではないな。(ハヤブサは焦げ茶)

どうやらこれは普通にミサゴのようです。

…え?ミサゴなの?だったらハトなんか襲う?(ミサゴは魚しか捕らない)

と思って野鳥図鑑を見てみると「オオタカの幼鳥」がこんな顔している。それに、ミサゴは腹は白い、こういうまだら模様はオオタカっぽいよ。うわ、謎が多い鳥だ。だれか特定してくださいw

【1/30追加】このブログ書いた後、結構な枚数のミサゴの写真を見ましたが、1羽も黄色いくちばし、黄色い足のものはありませんでした。また首の周りにツキノワグマのような茶色い模様が無かったりとか、頭頂部が白くふさふさしているなどの、ミサゴを否定する要素がたくさんあるので、「ミサゴではない」と断定します。ではなにか?ですが、やはりオオタカが一番近いのかなと。

しかし、調べてみると、このクラスのオオタカ、買おうと思うと40万円もするのねw生け捕りで一攫千金?w


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

ミサゴ(?)は俺に気づくと逃げていきました。

ここまで大型の鳥になると、ゆっくり飛び上がるのでダイブするシーンを撮るのも簡単。それにしても迫力~。

羽根の柄はミサゴっぽいんだけどな。

 

何か凄いものが撮れちゃったw

 

と言うことで、サッカー見ながらブログ作ったから、もう3時半かw明日の早朝散歩は無理だなw

まあ、いいや。今日は3日分ぐらいの内容あったしw


カメラはプロでも俺はアマちゃんw

2011年01月27日 | 俺の撮影

今日は天気が良いという予報だったので、E-3と同伴出勤。

前回の早朝散歩での撮影は、何かノイズっぽかったので、お昼休みの晴天での明るさだったら、まともに写るかの実験。

…つか、オリンパスの元フラッグシップ機が、その程度の写りでは話にならないのですがw


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

とりあえず、いつも昼休みにテスト撮影をする公園へ。この鳥は「シメ」。撮影したのは初めて。割と警戒心が高いのか…近寄れない鳥でした。と言うわけで等倍トリミング。

さすが晴れの日中、ピントもバッチリだし、割と綺麗かなと思いきや…


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

今度は足下に忍び寄ってきたシロハラ。若干木陰。ISOはオートにしていましたが、カメラが設定したのは400。

※E-3はISO値をオートにした場合、デフォルトでは、基本のISO値を100とし、明るさにあわせて800まで感度を調整します。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

うん、実に細かい描写まで出来ている。毛の1本1本まで忠実に再現…なんだけど、何かザラザラしてるよな…。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

お腹の下の日陰になっているところ、背景辺りのざらざら感は酷いもの。これ本当にISO-400ですか?ISO-1600位の感覚なんですけど。

Webの記事では「E-3は高感度対応になり、ISO-800までは大変綺麗に写る。」なんてレビューがあったが、俺は400で我慢なりませんが…?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

今度はドバト。実はドバトは飼い鳥で野鳥とは言わないんだって。今度は日なたなのでオートでISO-100。一見まともに写っていますが…。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

これまた襟元の毛の表現は素晴らしいですな。さすが竹レンズ(ハイアマチュア用レンズ)と言えましょう…しかし。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

日陰部分になると、またザラザラとした感じ…。

いやいや、待ってつかぁーさい。E-520で、同じレンズで撮った写真でも、ISO-100の時は全域でもう少ししっとりした写真が撮れました。なのにこれは酷い。

これがフォーサーズの限界なの?オリンパスは、こんなのをプロ機として売り出していて恥ずかしくはないの?それともキヤノンが抜きんですぎてるの?

【この時点での俺の評価】

OLYMPUS E-三桁 <<<<< EOS キスデジ <<< OLYMPUS E-3 <<<(越えられない壁)<<< EOS 二桁D <<<<<<<<<<< EOS 5D

こりゃ、愛着出る前にドナドナしちゃうか?オリンパスはこれからも値崩れ続くだろうから、購入代金が回収できそうな今のうちに…。

 

…さて帰宅。

早速出品のために、各機能が正常に動作しているかチェックをしていると、いくつかの機能が取扱説明書の通りに動かないことに気づく。C-AF(コンティニュアスAF、要するに動く被写体を追従する機能)がレリーズボタン半押しで出来なくなっている。どうやら前オーナーの設定が残っているらしい。

…ということは?

 

やっぱり!ノイズフィルターがオフになっていた。

…って言うかE-520の時も思ったが、ノイズフィルターオフの画質なんか誰も求めちゃいないんだから、そこはカメラに任せるとかすりゃいいのに。オリンパスは「オンとオフではこんなにも違うんですよ。これがオリンパスの技術です!」なんて自慢したいんだろうか?

見てみると、前オーナーはいろんな設定をしているような…、設定をいじくりすぎて、まともな撮影が出来なくなって、そんなにこのカメラを使い込む前に手放すに至ったのかなぁ…。

と、思いをはせながら、カメラの初期化。

 

お!全域で綺麗に撮れるようになりましたよ。

ってか、中古デジカメを渡り歩いているのなら、最初に設定リセットするのはイロハのイだろう。俺もまだまだアマちゃんだなw

とりあえず、はやまって出品しなくて良かったw


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

はい、ノイズフィルターがオンでは、室内照明かつISO-800でもこれだけ綺麗に写ります。これなら例の記事の「ISO-800でも綺麗」というのは、大正解!と言うことですな。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

【BEFORE】ノイズフィルターオフ。まあ、ものの見事にザラザラ画質です。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

【AFTER】なんということでしょう!等倍でこれだけなめらかに。でもま、若干シャープさは失われたかもしれませんが…。その辺はノイズフィルターの効き具合を「オフ」「弱」「標準」「強」から選べるので、あとはお好みで…かな?

 

よし、E-520を知ってるから、E-3のことは予習済みなんて考えていたけど、ここは一からマニュアルを読み直そう。それで、どこまでの写真が撮れるか!ちょっとワクワクしてきたぞ!

 

 

【追記】

後日、ISO-100固定のノイズフィルター標準、天気はまあまあの時に野鳥を狙ってみましたので、その写真をアップしておきます。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

スズメ。こうした被写体(前かぶりするものがない)には、素直にピントが合い、綺麗に撮れます。スズメって、なかなか同じ所に止まらないのですが、この時はおとなしくしてくれていましたw


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

ヒヨドリ。逆に前かぶりするものがあると、ちょっと迷うような感じなんですよね。この画は鳥の目でフォーカスロック。構図を決めてパチリ。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

シロハラ。今日のシロハラはご機嫌斜め?なかなか近づかせてくれませんでした。しかもピョンピョン跳ねるものだから、ピントも合わせにくいw

この画も、ピントは鳥の向こうの芝生に来ています。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

チュワチュワうるさいなとおもって上を見れば…マヒワの大群がw

10mはあろうかと言う大木のてっぺんの小鳥ですが、まあ割と…。これで1羽でも目線をくれていれば良かったのですが…。

 

さすがに十分な光量があると、ZUIKOレンズの本領発揮という画になります。どの写真もかなりシャープに写っています。ただ、今回等倍トリミングをしなかったのは、やっぱりノイジーな感じなんですよね。

背景がノイジーなのは許せるんですが、メインの被写体の被写界深度外れたところにもうすでにザラツキがあったりすると、ちょっと考えてしまう。

 

あと、キヤノンのフルサイズを知ってしまうと「オリンパスには影は出せても、本当の黒は出せてないな…」そういう印象は感じちゃいますね。

ま、しょうがないです。いくらオリンパスのハイエンド、プロ仕様とは言っても、キヤノンの二桁Dと同クラスの値段の商品です。これを倍以上の値段のフルサイズ機と比較して云々というのが間違い。

プロ仕様でこの画質か?と言うと「???」ですが、実質4万円のデジタル一眼ボディ。しかもキヤノンの二桁Dと比べると、ハイテク満載、防塵防滴機能で安心…って考えると、なかなかのバリュー機だということは間違いありません。

 


オリンパスのプロ魂を見てやろうじゃないか!

2011年01月23日 | 俺の撮影

と言うことで、オリンパスのプロ仕様(らしい)E-3のレビューを素人目線でツラツラと。

ちなみに「E-3」ってどう読むと思いますか?オリンパスでは「いーさん」「いーすりー」どっちでも良いとしています。(答無いじゃんw)ですが、俺は「E-520」のことを「いーふぁいぶはんどれっどとぅえんてぃ」とか「いーふぁいぶつーぜろ」とか呼ばず「いーごひゃくにじゅう」と呼んでましたので、こんかいも「いーさん」で行こうと思います。

オフで話をするときは「うちのいーさんが…」とか会話に出ると思いますが、家族に一郎がいるとか、我が家の御犬様がとか、そういう意味じゃないのでよろしくお願いしますw

では、ルックスから。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.8 II

やっぱり、E-3ってでかいです。でかいと言うよりは、率直に言って、「そのリーゼントみたいなの何?」ですよねw

そこに、イメージセンサーが小さなフォーサーズでありながら、APS-Cを超える大きさのファインダーを持つためのペンタプリズムが入っていて、それこそが、オリンパスがE-3に注いだ情熱の証…とは理解しているんですが。せめて、その極端な前下がりをやめて、もう少し直線的にするとかあったんじゃないかなと。


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.8 II

E-3の特徴でもある、バリアングルモニターを配する後からのルックス。

このバリアングルモニター、起こすのに結構力がいる、爪を引っかけてポコッとやれば良いんだろうけど、どうもカメラに爪を立てるというのは精神衛生上よろしくない。しかもデリケートな液晶付近。そういえば、ビックカメラのデモ機の液晶は簡単に起きたような…使い込むと、その辺のガタが出てくるのかな?

うーん、結局あんまり使わないのかもw

モニターを起こした後の本体は、何かガラーンとしている。そこに何か一工夫あっても良かったのかも?

俺は…プリクラでも貼ろうかなw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.8 II

液晶画面は、この様に、裏返しにして収納することも可能。まあ、そこまで液晶に傷が付くのを恐れる人は、常時こうしておけばいい。サブディスプレイの照明の色はライトグリーン。オレンジに対しては緑というは、常套手段かもしれないが、オリンパスの企業イメージカラーの青とか使っても良かったのにと思う。(企業ロゴも青だしね。)

それにしてもボタンが一杯だw


Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.8 II(トリミング)

さすがプロ仕様!と言えるのはストラップの「OLYMPUS」の文字が刺繍になったことw

ただ、キヤノンのそれと比べると、刺繍の盛り上がり方、光沢の違いなど、その点では足下にも…。

 

続きまして、不毛とは思いながらのEOS 5Dとの比較。


FUJIFILM FinePix Z5fd

前から見た印象はどっちもだいたい同じ大きさ。ストロボ内蔵していない分、5Dのペンタプリズムはスマート。E-3は直線部分が多く、ゴツゴツした感じかな。ちょっとE-3の方が威圧感があるかも?威圧感は無いに越したことはない。被写体が子供の場合、それは表情に直結する。

レリーズボタンの位置は全然違うようだが、あまり違和感は感じない。ただ、E-3のサブダイヤルの位置は微妙。そこを操作するとき、どうしてもグリップを握り直してしまう。


FUJIFILM FinePix Z5fd

背面。実は、どちらも2.5型液晶だったりする。

電源ボタンの位置が不評なのに同じ様な場所にあるwそこは正直使いにくい。電源スイッチだけはニコンの位置が良いな~。

あとE-3のボタンね、結構押し込まないと利かない。これは誤動作防止のためなんだろうけど、手袋したままの操作は、ちょっとやりにくい。バリアングル液晶を起こすのも手袋しているとかなりハード。

この辺のボタンの配置はさすがキャノンと言うべきか…。

と言って、キャノンの真似をするとパクリと言われるし、独自性を出そうとすると、操作系がマニアックになるし…難しいねw


FUJIFILM FinePix Z5fd

デザインの違いで目立つのは、E-3にはモードダイヤルがないこと。これには閉口。モードの切り替えは、モードボタン(写真左側のボタンが3つ並んでいるところの真ん中)を押しながら、メインダイヤルを回すという、知らなきゃ誰も出来ないような操作。

なんでそんなことするんだろう?ストラップをかける位置を変えれば、ダイヤル分のスペースが出来ように…。

まあ、そこは慣れるしかないか。でもこんな、裏技コマンドみたいな操作、しばらく使わなかったら、絶対忘れるぞ、こりゃ。

 

続きまして、写例をば。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

バリアングル液晶を使ってのローアングルライブビュー撮影。

便利なんだか、便利じゃないんだかw。

まず、この写真を撮るときなんかはカメラを地表すれすれに設置します。そしてフォーカスロックボタンを押すんだけど、液晶画面じゃイマイチどこにピントが合っているのか分からない。結局、よく見ようと液晶(カメラ)に目を使づけることになるwこれだったら、地面に寝そべって撮影した方が早いという話だ。

まあ、天下の公道で、カメラを持ったまま倒れた人がいたら救急車を呼ばれてしまいますがw

だから、この写真はどの実にピントが合っているか、分からないままにシャッターを切っています。それで良いのか?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

菜の花の接写。ISO値はオートで、800となっています。まだ暗い時間帯だったんですが、割と明るめに写っています。ボディ内手ぶれ補正もバッチリですね。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

どうもスッキリしない天気です。しかし手ぶれ補正はしっかり効いていて、頼もしい限り。奥の方の建物までしっかりピントが合っています。E-520もボディ内手ぶれ補正でしたが、ここまで安心感が持てるものだったかな?

やっぱ、それなりに立派なものが入っているんですかね?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

良くテストに使う見通しの良い道路。普通に問題なく写っています。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

同じ場所で、背景をぼかしてみました。信号が綺麗に丸ぼけしていますね。綺麗すぎて分かりにくいですが、このレンズは7枚羽根です。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

枯れ木と月。最近、枝の間から覗く空を写すのがマイブーム。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5

ふと目に留まったのが寒梅のつぼみ。もうじき咲きそうですな。昨日暖かかったから、ほころんだんでしょう。来週の散歩では開花しているかもしれません。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

ここでレンズをチェンジ。望遠レンズを使って、月を撮ってみる。天気はイマイチなので、霞んでいるとは思いますが、クレーターとかも良く写っています。これ、手持ち撮影ですからね。恐るべし、手ぶれ補正。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

MKP到着。ここからはISO-100に固定です。

でも肝心なカワセミがいない…。

昨日のガキンチョにやられたか?ハクセキレイにやられたか?

そんな事考えながら、カワセミがいつも見つめている水面を撮影。こんなんで、良く魚が見えるよな~。しかも屈折するから、正確な位置なんか分からないだろうに…。

 

仕方ない、この辺のジョウビタキスポットに行って「今日はカワセミに会えず」ってブログにするか…と思っていたら。

「ピーツーッツーッツーッ」

どうやら重役出勤だったようです。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

凄いですね、手持ち撮影で、ここまでやってのけるとは。昨日の三脚セットの努力はなんだったんだ?と思います。

え?でも待てよ?昨日の写真の似たようなヤツと比較します。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

カワセミの大きさがほとんど同じように写っていますよね?

E-3での写真を35mm換算すると200mm×2倍=400mm相当です。

一方5Dの写真は300mm×1.5テレコン=450mm相当です。その差50mmはどこに行ったのでしょうか?

まあ、逆に考えれば、OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5では450mm相当の撮影が出来ると言うことで、儲けと思えば良いだけか。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

これが、今日のカワセミベストショットかな?

それでは次にダイブの写真を…。昨日みたいにシャッター優先モードにして1/1000秒…、え?暗くて出来ないの?じゃ、ISO-1600にして…それでも暗い?1/800秒?まだ暗い?1/400秒?まだ暗い?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

試しにISO-800、1/800秒で撮影してみました。全然光りが足りません。やっぱり、この辺にフォーサーズとフルサイズの違いが出てくるのか…

まあ、普通に考えて、早朝の撮影なのに1/1000秒の撮影をしようと考える方がおかしいんですが。それでもその希望をいとも簡単に叶えちゃうには、イメージセンサーが高価でもフルサイズが必要だったと。それがキヤノンの選んだ道で、多くのカメラマンが追いかける道なんだな…。

うーん、オリンパスよ、もうちょっとどうにかならなかったのか?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5(等倍トリミング)

これはMKPとは別の水門で撮ったカワセミ。ISO-100、1/320秒です。

これも1/1000秒ぐらいで撮れてたら…。真っ昼間になるのを待つしかないのか…それともストロボ撮影か?


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

また別の場所でカワセミを。こういう動きのない写真はE-3は目茶苦茶得意なんですけどねぇ。


OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5

最後にカワセミ以外を。

これを初めて見たときは、絶対新種の鳥だと思いました。

でも羽根の色や模様を見ていると…ただのツグミじゃんwこんなに膨らむって、どんだけの冬毛だよw人騒がせなw

 

と、この様にインプレして思ったことは…

キヤノンが売れる理由は納得しました。使いやすい操作系。非常識な設定でも写真にしてしまう技術。そこにブランド力が加われば、鬼に金棒と言うことか。

ただ、それでE-3が使えないカメラかと言えば、俺はそうは思わなかった。

手持ちで、適当にブラブラしながら撮った写真でも失敗作というのは数えるほどしかなかった。どんなカメラマンの要求にも及第点以上の結果を返す。そういう部分がオリンパスの「プロ」の部分なのかも。

失敗が少ない撮影が出来ると言うことは、一発勝負の撮影現場に持っていきたい機材かなという感じがした。例えばセレモニーなんかの記録。結婚式、表彰式、発表会とかね。あと、ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5とZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5の飛車角レンズ2本があれば、だいたいのものは撮影できるというのも強みかな。機材選択に迷いがない(正確に言うと、迷う余地がない。)と言うのも良いところかなと思う。

しかし、E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5 + ZUIKO DIGITAL 50-200mm 1:2.8-3.5、これだけオークションで仕入れようと思ったら、ちょっと前なら30万円コースだったのに、今では10万円ちょいで買えちゃうんだから、一通り出来る一眼キットを考えているのなら、自信を持ってお勧めできるかなぁ…と思いました。


フル装備な俺にカワセミが応えた日

2011年01月22日 | 俺の撮影

先日の月の撮影で、決定的なチャンスを逃した俺。実はすでにレリーズケーブルは注文してて、手に届いていないだけだったので、余計悔しくて…。

で、今日の散歩撮影のテーマは「レリーズ使って良かったね。」みたいなものが撮れたらと。

そのために、金曜日の晩からカワセミの置物相手にトレーニング。その様はサザエの貝殻を鰹の群れに見立ててキャスティングする釣りキチ三平そのもの。(なのか?)それで分かったことは、やっぱり一脚でレリーズ撮影は無理と言うことw

仕方がないので、三脚を実戦投入することを決意。しかし、大きな三脚、スリックのエイブル300STは散歩のお供には向かないし、何よりスポンジが巻かれてない足なので、持ち運びが冷たそうw

だから、ベルボンのMini-Fにスリックの雲台AF2100を載せて持っていくことにした。Mini-Fは低い花などを撮るアイテムとして購入したが、すべて伸ばせば60cmぐらいの高さになる。そこにAF2100と5Dを載せれば視線は地上80cmぐらいになる。これ、膝をついてちょうど良いぐらいの高さで、端から見てもそんな違和感はあるまい…と。予行演習で判断。このスタイルだと手ぶれはほぼ撲滅。これだけでもあの置物を買った甲斐があったかもしれない。安易な思いつきで一脚で出かけたら「次見てろよ!リベンジしてやるからな。」みたいなブログにしかならなかっただろうw

でもMini-FとAF2100あわせて3kgぐらいある。それをどうやって運ぶ?意外だったのは、AF2100自体がグリップの形状をしているので、そのまま持って運べば意外に楽だったこと。グリップをグッと握れば、固定が解除されて、ヌンチャクみたいになるが…(このコメント、伝わるかな?)

で、なんだかんだでMKP。今日はそんなに寒くなく、緩いウオーキング。ただし、いちいち三脚立てるのは面倒なので、雑魚(雑鳥?)などは目もくれず歩きました。

うん?やっほー、いるねぇ。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

今日は最初から枝の上。うんそっちの方が有り難い。ちょっとまって機材のセッティングをするから。

クイックシューはカメラにスタンバイしてるし、Mini-Fは小型故に展開も早い。それでもカワセミが逃げてしまっては元も子もない。急げ、急げ。

で、まず1枚。若干逆光気味。それでも三脚+レリーズで手ぶれの要素を無くすと、ここまで綺麗に写るのかと、しばし感動…。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

少し場所を変えると、カワセミが鮮やかな色に。これで木の枝が被さっていなければ…。カワセミの目が隠れないようにするのに精一杯。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

今日のカワセミは、同じ木のいろんな位置に場所移動をしてくれたので、本当に楽しい撮影でした。くちばしに付いている白い模様みたいなのは、恐らく魚の鱗。食べかすを口の周りに付けているなんて、ちょっとお間抜け。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

「よし!飛んじゃうぞっ!」

ISO-800で1/320秒。飛ぶ前から、こんだけぶれてちゃだめだなと。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

「残念!空振りでした~。」元の場所に帰ってきたカワセミ。

皆さん、カワセミの目が少し白濁しているのにお気づきでしょうか?これはカワセミの水中メガネです。

カワセミは水中での視界を確保するために、出し入れ自由な水中メガネを持っているんです。いやー俺も、こんなのWikipediaに書いてあっても、なかなか信用できなかったけど、こうやって撮影に成功すると納得。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

今日最も「羽根が」綺麗にとれた一枚。ああ、こうなるんだったら、三脚の威力は絶大だなぁ、レリーズショックを抑えることは大事だなぁ…と思う。もうひとつ、あの枝邪魔だなぁ。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

この頃カワセミは、枝から枝に渡り歩いていました。飛び立つシーンを撮りたくても、三脚なので、向きを変えているうちに見失ったり。それでもグリップ雲台なので、見つけ直したら、構図決めは良い感じ。そんなに飛ぶんなら、シャッタースピードを1/1,000秒に固定してダイビングシーンを狙っちゃうぞ!

今度は枝の入り組んだところへ。そんなところから水面見えますかぁ?


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

しきりに首を前後に動かし始めました。大縄飛びに飛び込む前にタイミングを計っているような仕草。いよいよ飛び込みますか?


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

よっしゃダーイブ!!


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

大事な写真なのでトリミングして…って、その枝ぁ~!!

よく見れば釣り糸も見えるし~。

でも、ジュディオングばりの羽根の透け方が綺麗ですね。


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

ちょっと趣向変えて、縦構図でのトリミング。そのまんま掛け軸にしたいなw


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ(トリミング)

やっと食事にありつけました。

カワセミが食事をしてたら、俺もなんだか、お腹が…。えー?もうこんな時間?腹もすくわ。気づけば200枚ぐらい撮影していました。9時までには帰ってこいと言う約束だったな…間に合うか?

それにしても、この200枚。どれをブログにアップするか悩むものばかり。今まではピントの合っているものから「これと、これと…」でしたけど。三脚使うとほとんど合格の写真ですから、選考も大変w


Canon EOS 5D + Canon EF 100-300mm 1:5.6 L + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

帰りがけ、これは手持ちで撮影。肘をガードレールの上に載せて体を固定しました。この場所で、こんだけ大きく撮れたのは初めてかも?

教訓:カワセミは背が低いものには警戒心が薄い?

今日思ったんだけど、低い三脚にあわせて、俺も身を低くしていたから、カワセミが警戒しなかったのかなと。

よく、近づくには迷彩服とか、シートを被るとか言うけど、、そこまでしなくても、ここまでは行けるよと言う話。


Canon EOS 5D + Tokina AT-X AF 400mm 1:5.6 + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ + KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ

これはお昼に用事があって、(連れに20Dを渡しに行く用事。)その行きがけに撮った写真。この時は車で移動だったので大きい方の三脚で行きました。400mm単焦点とテレコン2個という組み合わせは、先日「月」を撮ったのと同じ機材の組み合わせ。1,200mmの焦点距離。そんなもので写真になるのか?と思いましたが、AFは効かなかったものの、まあまあ綺麗に写ったかなと。

あら、珍しい。カワセミが上を向いている。なんと、この時ハクセキレイと喧嘩中でした。縄張り意識が強いカワセミのこと、やかましい声を立てながら飛来するハクセキレイは許されない敵なのでしょう…。

と言えば、聞こえは良いですが、カワセミの方が追っかけられてないか?大丈夫?

カワセミの帰りを待っていると、近所のガキンチョ達が登場。「おじさん、何撮ってるの?」「鳥じゃ。さっきまでそこにおったけどな。」「撮れた?見せて。」「ほれ、この鳥が、おじさんは好きなんじゃ。」「カワセミじゃが。そんなん、ここにおるん?」「僕らぁみたいに、わあわあ言いながら来たらカワセミも逃げるわ。今度はそうっと来てみ。」としばし談話。そして沈黙。

「………」

「………魚釣りしたい?」

「うん、でもおじさんとおったらカワセミが帰ってきそうなから、それ見てからでもええかな?」

「まあ、こんだけ人間がおったら、カワセミも帰ってこんわ。おじさん、もう行くからな。バイバイ。」

 

なんか、図鑑でしか知らない動物が身近にいることを知った子供達の顔が忘れられない。

そして、「おじさん、見て見て。ホレ、カワセミ獲ったど~!!」とならないことを祈るw

 

家に帰って、ちょっとがらーんとした防湿庫に少しセンチメンタルな気分になっていると、佐川急便がやってきました。

E-3とCanon EF 28 1:2.8の到着です。この機材のレビュー等は別の機会に。


Canon EOS 5D + Canon EF 28 1:2.8

とりあえず、娘と戦場カメラマンごっこw

それにしても、左手のレンズを支えている所なんか、一流カメラマンだぜw

「わたし~、このカメラ(E-3)嫌い~。」

「なんで?」

「重いから。あと、パシャパシャの音が前の方(5D)が良い~。」

言うねぇ。言うことも一流じゃないかw