【テヘラン田中龍士、ローマ秋山信一】イスラム教スンニ派の大国サウジアラビアが3日、シーア派国家イランとの外交関係を断絶したのに続き、バーレーンやスーダンも4日、イランとの国交断絶を発表した。アラブ首長国連邦(UAE)はイランから自国大使を召還するなど、外交関係を格下げした。国営サウジ通信などが伝えた。スンニ派主導のアラブ諸国などがサウジに追随し、中東で宗派間の緊張が急速に広がる恐れが出てきた。
ロイター通信によると、サウジはイランとの商業関係も断絶、国民のイランへの渡航も禁止する。
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