2024-12-20

こういうことを医者が書いてるから大家生命活動が停止させられたり、救急医者が殴られる原因にもなる

https://www.rakumachi.jp/news/archives/author/aloeraku

関東在住の30代後半、兼業大家です。

現在不動産投資家メイン、副業医者やってます

保有不動産

アパート戸建等、諸々合わせて20棟強。

投資額物件価格の合計)約55,000万円、満室想定家収入は約7,500万円、残債約50,000万円です。

個人的には今後5年程度は拡大期の位置付けであるため、

10棟を目標積極的物件購入をすすめていく予定です。

好きな言葉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

「やらずに後悔するよりはやって後悔しろ

の二つで、何事もチャレンジ気合が大切だと思っています!!!

X始めました。

https://twitter.com/aloeraku

https://www.rakumachi.jp/news/practical/354607

実践大家コラム】後輩の医者教科書通りのカモネギになりそうだった

https://www.rakumachi.jp/news/practical/357008

実践大家コラム無駄社会保障費の削減なくして日本の国力回復は望めない。

まず真っ先にすべきは医療費自己負担割合の増加(一律3割負担)。

かつ高額療養費制度見直し現在の不平等是正

今の日本医療制度では高齢者住民税課税世帯などの自己負担割合は極めて低いです。ですが、自己負担割合が低いことで「不要医療を受ける」人が増えるだろうことは各種研究示唆されているのです。

2例挙げてみます

(中略)

実践大家コラム無駄社会保障費の削減なくして日本の国力回復は望めない。

コラボコラムwith楽待編集部

aloe 2024.12.6

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楽待YouTubeチャンネル 登録者100万人達

コラムは、実践大家コラムニストが執筆したコラムです。

文章写真画像イラストおよびデータ等、執筆者の責任において作成されています

こんばんは、aloeです。

少し前になりますが、楽待編集部から

「現役世代にカネを返せ」、ベストセラー作家が考える「年収の壁」問題本質

というコラムがupされました。

端的にまとめると

本質的に「私達現役世代がなぜ103万円の壁撤廃を望んでいるのか」について、文中に記載の通り「基礎控除の引き上げは所得のある現役世代への大規模な減税」つまり「これ以上高齢者への過剰な支援のために現役世代犠牲にしない」というメッセージからです。』

と私がコメントした通りかと思いますが、とてもいいコラムなのでまだお読みでない方はぜひご一読ください。

さて、私のコメントに対していくつかコメントをいただいたのですが、それへのお返事も兼ねて、また医師という立場から無駄社会医療費の最たるものと思われる過剰な医療費についての現状をコラムにしたいと思います

日本医療費現実直視してみよう

まずは客観的データから

こちらは厚労省国民医療費2022年度)から抜粋してグラフ化したものです。

こちらのグラフ世代別の医療費(総額)です。



そしてこちらのグラフ世代別の医療費(1人当たり)です。

皆様こちらのグラフを見てどう感じますか。

医療費社会保障費)増加の諸悪の根源は安すぎる医療費自己負担にある

日本医療は「安い・早い・うまい」を実現していた世界に誇る医療システムだったといえるでしょう。あえて過去形にしていますが、なぜならこのシステム

日本人の倫理観

・年齢構成

医学の未熟さ(昔は救おうと思っても救えない患者さんがたくさんいた。今でも救えない患者さんはたくさんいるが、「各種機械に繋いで生かしておくこと」はできるようになってしまった)

などに起因していたもので、到底持続可能システムではなくすでに崩壊が始まっているからです。

医療費抑制を、というとすぐに「患者を見殺しにするのか!」みたいなコメントをする人がいますが、そうではありません。

まず真っ先にすべきは医療費自己負担割合の増加(一律3割負担)。

かつ高額療養費制度見直し現在の不平等是正

今の日本医療制度では高齢者住民税課税世帯などの自己負担割合は極めて低いです。ですが、自己負担割合が低いことで「不要医療を受ける」人が増えるだろうことは各種研究示唆されているのです。

2例挙げてみます

Is Zero a Special Price? Evidence from Child Healthcare

こちらは東京大学による医療ゼロ価格効果検討した論文です。

ゼロ価格効果Zero Price Effect)とは、商品サービスが「無料」で提供されると、その価値や魅力が通常の価格提供される場合よりも大きく感じられる現象」のことです。例えば道端でティッシュを配られた時、1円だと多くの人が買わないでしょうが0円だと貰う人が結構いる、というのが一例でしょうか。

この論文によれば「子ども医療ゼロ価格効果存在すること、及び、価値が高いとされる一部の治療を除けば、自己負担を「ゼロ」にすることは、不必要医療(≒その医療を受けなくても健康に影響がない)を増やす可能性が高いことが分かった」と結論しています。(自己負担が少額あっても健康状態の良くない子供受診頻度は変わらない、など)

まり、「子供医療費ゼロ!」などは政策的なウケはいいですが、社会コスト医療負担的には100円でも200円でもいいから少額のコスト徴収した方がいいということですね。

ランド医療保険実験

こちらはアメリカでの大規模研究で300億円が投じられたと言われているそうです。

この研究自己負担を0、25%・・・と段階的に分けて、その影響を検証したものとなります

こちらの研究でも負担0の群と25%の群で最も受診行動に差が出ており、つまりゼロ価格効果示唆していそうです。

そして、なんと全体としては自己負担がある群とない群で健康アウトカムに差がない、という結果となっています

これらの論文示唆することは、自己負担を減らすと文字通り「不要」の受診医療費増加)だったわけで、コストとリターンに見合わないとかそういった話以前の問題です。

まり現在の年齢別や収入別の負担割合の変化(減額)はには政治的意味しかなく、実際には全員一律3割負担としても「集団全体での健康結果に統計学的な差はでない可能性がある」といえるのではないでしょうか。

そう、所得や年齢による医療費負担減は政治家のただのパフォーマンス既得権益高齢者・非課税世帯)の我儘です。

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