仕事中に、まだ起こっていないことに対して心配しすぎてしまったり、嫌なことがあるとつい感情的になってしまい、やらなければならないことがおろそかになってしまうことはありませんか。 『ビジネスマンのための「平常心」と「不動心」の鍛え方』(藤井英雄/著、同文館出版/刊)によると、人の心は2つのことにフォーカスすることはできないといいます。つまり、怒りや心配といった感情に捉われているうちは、仕事など“今やらないといけないこと”に集中することはできないのです。 では、どんなことがあっても目の前のことに集中するためにはどうすればいいのでしょうか。 本書ではその方法として“マインドフルネス”を強化することを勧めています。 ■“マインドフルネス”とは何か? では、マインドフルネスとは一体何なのでしょうか。 本書によると、マインドフルネスとは「今、ここ」の現実ときちんと向き合い、リアルタイムかつ客観的に、認識