14年勤めていた会社を去って、ネットメディアに転職した理由を最近聞かれます。実は、新聞に対する、ちょっとした違和感は、2002年10月27日から感じていました。新人記者だった私は、赴任先の宮崎県でファンキーなおじいさんの釣り人と知り合いました。その人は、草むらから海辺の防波堤に忍び込み、海岸から海の遠くまで突き出た防波堤の先端まで行って魚を釣っていました。
名古屋市で初めて開かれた1923(大正12)年のメーデーでまかれた宣伝ビラを、愛知県小牧市の元高校教諭、伊藤英一さん(80)が見つけた。愛知県知事名の報告書「メーデー示威運動挙行ノ件」に添付されていた。 報告書は法政大学の大原社会問題研究所(東京都町田市)に保存されていた。内務大臣や警視総監などにあててあり、当時の警察がまとめたとみられる。 報告によれば、23年5月1日、名古屋市昭和区の鶴舞公園に約250人が集まり、「労働者ノ意気ノ盛ナルコトヲ全市民ニ知ラシメサルヘカラス」(原文ママ)とのあいさつがあった後、那古野神社(中区)まで行進した。予想よりも参加者が少なかったとの記載もある。 回収された宣伝ビラは2種類。ドクロマークに「資本家閣下」と書かれたものが約100枚、「労働者諸君に激す」と題するものが約200枚まかれたという。伊藤さんは「当時の新聞にビラがまかれたことは記されていたが、詳細
TOKYO人権 第56号(平成24年11月27日発行) インタビュー自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと 新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さん。“健常な動き”を身につけるため、物心つく前から厳しいリハビリを受けました。しかしそれは、彼にとって「身体に合わない規範を押し付けられる」という体験でした。成長とともにリハビリをやめ、自分らしいあり方を模索。大学進学をきっかけに親元を離れて一人暮らしを始め、試行錯誤しながら自立生活を確立していきました。医学部を卒業後、小児科医となった熊谷さんに、障害を持って生きていくことについてお聞きしました。 1977年、山口県生まれ。小児科医。新生児仮死の後遺症で脳性まひに、以後車いす生活となる。小中高と普通学校で統合教育を経験。大学在学中は全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害者とともに高等教育支援活動を
市場規模は「5.9兆円」 「LGBTIQ」に「LGBTs」も 複雑な「LとGとBとT」の仲 「LGBT」っていう言葉、最近よく聞きますよね。「性的少数者の人々を指す言葉」ということは、知っている人が多いかもしれません。でも、「なぜLGBTと呼ぶのか?」は、ご存じですか?今までのように「性的少数者」と呼んではダメなのでしょうか。意外と知られていない、「LGBT」という言葉の歴史をたどります。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美) 市場規模は「5.9兆円」 まずは基本から。「LGBT」は、四つの言葉の頭文字です。 L=レズビアン。女性の同性愛者。 G=ゲイ。男性の同性愛者。 B=バイセクシュアル。両性愛者。 T=トランスジェンダー。心と体の性が一致しない人。 「LGBT」は、元々は欧米など海外で先に使われていました。国連も「LGBT」という表記を使い、人権保護に取り組んでいます。ここ数年で、日本
東京大など東京都内の有名5大学で、今春の入試合格者の75~55%を首都圏の高校出身者が占め、30年間で約1・4倍に増えていることがわかった。下宿生の経済負担増などが背景にあるとみられる。地方出身者の東京離れを食い止めようと、大学側は奨学金新設などの対策を始めている。 進学情報誌を発行する大学通信と毎日新聞出版は毎年、主要大学の出身高校別合格者を調査。1986年と2016年のデータ(16年分は朝日新聞出版も調査に参加)を元に、東大、東京工業大、一橋大、早稲田大、慶応義塾大の合格者(早大と慶大は一般入試のみ対象)を分析した。 その結果、首都圏(東京都、埼玉、千葉、神奈川県)の高校出身者は、東大は86年の47・3%に対し今春は55・2%。ほかは東工大61・6%→74・7%▽一橋大44・7%→69・4%▽早大51・8%→73・9%▽慶大56・0%→72・6%と、いずれも増えていた。首都圏の高校生の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く