各種申請の承認作業や差し戻し、勤怠票のチェックなどは、ついつい後回しにしたくなるものだが、SharePointを使えば面倒な各種事務手続きを、作業方法を大幅に変えることなく効率化できる。 米国ではSharePointが普及し、活用事例も豊富にあるのに対し、日本での導入・活用事例数はいまひとつ伸び悩んでいる。これは導入事例がまだ少ないほか、多くの企業が活用パターンを具体的にイメージできていないためなのではないか。 そうした考えから、「SharePointとは何か?」「どんなことができるのか」を紹介していこうと開始した本連載だが、第1回ではSharePointの最も基本的な活用例の1つとして、「ファイルサーバ機能」と「ファイルコンバータ機能」を使って、Microsoft Office Excel(以下、Excel)をWebブラウザ越しに使う方法を紹介した。 今回は、あらかじめ設定した人/組織に