携帯サイトで見られるマンガや小説から青少年に悪影響を与えかねない過激な性描写や残虐な暴力シーンをなくそうと、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は自主認定基準を作った。EMAが17日発表した。過激な描写を除くなど基準を満たしたウェブサイトをEMAが認定し、青少年も携帯電話から見られるようにできないか、携帯電話各社と協議している。 SNSなどの交流サイトは、書き込みの常時監視・削除などEMAの認定要件を満たしたサイトは昨年以降、携帯電話各社の閲覧制限(フィルタリング)から外れ、18歳未満の青少年も見ることができる。一方で、マンガや映像、文章などは成人向けの露骨な描写が含まれた作品と、そうでないものが混在するサイトが少なくない。EMAによると、こうしたサイトは一律に閲覧できない場合が多く、事業社側からも改善を望む声が寄せられているという。 EMAの基準では(1)性(2)暴力(3)
18歳未満が有害サイトを閲覧できないように携帯電話のフィルタリング機能の利用を保護者に対して全国で初めて義務づけた兵庫県の「改正青少年愛護条例」が1日、施行された。 同条例では、18歳未満の子どもが使う携帯電話の利用契約を結ぶ際、電話事業者は保護者に有害サイトによる犯罪が多発していることを説明しなければならないと規定。保護者に対しては、子どもの仕事に支障が出るなど特別な理由がある場合を除き、フィルタリング機能の利用契約を結ぶよう求めている。 違反した事業者が勧告に従わない場合、県は事業者名を公表できる。また、機能を利用しない保護者に説明を求めることができるとしている。罰則は設けられていない。
携帯電話規制 石川県条例を一つのモデルに(6月30日付・読売社説) 小中学生に携帯電話は本当に必要なのか。その問いに、一つの答えを出す条例改正が石川県で行われた。 防災、防犯など特別な目的がある場合を除き、小中学生に携帯電話を持たせないよう、保護者に努力義務を課す全国初の条例である。 さらに、18歳未満であるにもかかわらず、有害サイトへの接続制限(フィルタリング)サービスを利用しない場合は、保護者が理由を書いた書面を携帯電話会社に出すことも求めている。 所持規制を努力義務とすることには、反対意見もあった。 だが、罰則は付けず、小中学生の携帯電話問題に自治体を挙げて真剣に取り組む姿勢を示す常識的な内容と言えるのではないか。 青少年の健全な成長をうたった有害サイト規制法の趣旨にも、沿うものだろう。 石川県内では昨年、携帯電話のインターネット掲示板への書き込みをめぐり、高校1年生の男子生徒が同級
「第4世代携帯(4G)」と呼ばれる毎秒1ギガ(ギガは10億)ビット以上の超高速通信が可能な携帯電話サービスの開始に向け、総務省は携帯電話用に割り当てている電波の周波数帯を、平成32年までに4倍に広げるとともに利用効率を上げて通信容量を400倍に増大する方針を固めたことが18日、分かった。同省は遠隔医療や自動車の安全運転支援システムなどの利用促進などを目指す「電波新産業創出戦略」を19日に公表する予定で、周波数の再編もこれに盛り込む。 携帯電話などの無線通信やテレビ放送は、事業者ごとに割り当てられた周波数を使ってサービスが提供されている。同省はパソコンや携帯電話経由のデータ通信量が32年までに現在の200倍に増大すると予測。27年にも提供される4Gの普及には、周波数割り当ての再編と利用効率の大幅向上が不可欠と判断した。 現在の第2・第3世代携帯電話サービスは複数の周波数帯で合計約500メガヘ
「子どもと携帯電話をめぐる議論は間違いだらけだ」――千葉大学教育学部の藤川大祐准教授は、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)がこのほど開いた、子どもと携帯電話をめぐる問題を考える公開イベントでこう指摘した。 新聞やテレビなどマスメディアでは、携帯電話の利用は子どもにとって危険でマイナスだという論調が優勢で、中学生以下では学校への持ち込みを禁止しようという話題も盛り上がった。 だが「マスメディアの報道がポイントを外している」ことで、携帯をめぐる誤解が広がっていると藤川准教授は指摘。(1)学校への持ち込みを禁止することが重要、(2)中学生以下には携帯電話を持たせない、(3)家庭でしっかりしつけをすればいい、(4)出会い系サイトが問題、(5)「学校裏サイト」が危ない――といった議論は、すべてどこかズレていると話す。 携帯電話の学校への持ち込みは以前から、多くの小中学校
この間電車に乗っているときにメールを打っていたらペースメーカーを使用している方に「ペースメーカーを使用しているので携帯電話の電源をお切りくだ さい」と書かれたカードを提示される機会があった。 携帯電話がペースメーカーに与える影響はほとんどないと言われていることはもちろん知っていたが、 実際にペースメーカーを利用している人のことを考えると不安になるのは当然だし、特に急用ではなかったので電源を切った。 2か月ほど前の朝日新聞のオピニオン欄にペースメーカーを使用されている方が優先席でも携帯電話に怯えているので鉄道会社にさらに注意をしてほしいというよう な内容の投書に答える形で、ペースメーカー友の会の副会長さんがこう書いていたのを読んでいた。 確かに、総務省は携帯電話とペースメーカー装着部位の距離を「22センチ程度以上はなすこと」という指針を示しています。この指針に基づいて、交通事業各社は「優先席
今日日曜日は、オフ。と言っても、朝早くに目覚めてから、ずっと座り込んで明後日締め切りのことにかかっています。かかりっきりです。今までパソコンを開くこともせず、一歩も家も出ずです。もう背中と方がパンパンです。私は何でも切羽つまらないとやらないのですが、一旦取り掛かると、ものすごい集中力で一気に仕上げます。やっと明後日に間に合うめどが立ったので、ほっとしてパソコンを開けました。皆様のブログを訪れることもせず、コメントのお返事を書きもせず、ごめんなさい。あさってを過ぎるとまたちょっと楽になる予定です。それまでごめんなさい。 ところで、私の今のシリーズ、本当に若い人たちに読んでほしいのです。でも、前にもいいましたが、広島県の学校ではブログはブロックされてしまっています。だから、若い人どころか、教師にも読んでもらうことは出来ません。自分のうちのパソコンでなら可能なのでしょうが。先生方の多くは家でなく
今の10代、特に女子中高生は、独自のケータイ文化を作っている。ケータイ小説や、プロフィールページ「プロフ」、個人サイト「ホムペ」などがこれまで、“大人”たちに発見されてきた。最近は「リアル」が流行していると話題だ。 記者(30歳♀)は、10代のリアルをのぞいてみて驚いた。彼らは、大人から与えられたサービスの枠にとらわれずに、主体的にサービスを再構築しているのだ。 知ってる? 「chip!!」「@peps」「Alfoo」 リアルは「リアルタイム」の略で、「リアルタイム日記」「リアルタイムブログ」と呼ばれることもある。自分の気持ちや状況を、テキストや絵文字、画像でリアルタイムに更新して友達など身近な人に見てもらうというもので、特定のサービス名称ではない。投稿は、携帯メールで行われることが多い。 リアルは一見、携帯ブログと見分けが付かない……というか、タイトル欄がない以外はブログとほとんど同じだ
日本のケータイブームの一端は、女子高生が担っていると言われている。ケータイ小説やケータイSNSなどにいち早く飛びついたのも、デコメールやケータイの音楽再生機能を真っ先に使い始めたのも、女子高生だ。彼女らは、小学生、中学生のころからケータイを使いこなし、いわゆる「モバイルインターネット」に物心付いたころから親しんでいる。ある意味、ケータイを“母国語”同然に操っていると言えるだろう。 では、“最先端”の女子高生は、一体どのようなケータイライフを送っているのか。今回は、学校卒業を間近に控えた首都圏在住の女子高生4人に集まってもらい、それぞれのケータイ事情をざっくばらんに語ってもらった。座談会からは、ケータイを“外国語”として身につけた世代からは分からない、“女子高生特有の感覚”をつかむことができるはずだ。もちろん、彼女らは決して女子高生全員の意見を代表しているわけではないし、統計データ通りの行動
中学生の約2割が携帯電話で一日にメールを50件以上もやり取りしていることが25日、文部科学省の調査で分かった。「一日に100件以上」という中学生も7%で、子供の“ケータイ漬け”が明らかになった。一方、携帯電話について、親がよく理解していない現状も浮かんだ。 調査は、昨年11~12月、全国の小学6年、中学2年、高校2年の計約1万7000人を対象に実施、約1万500人が回答した。 携帯電話の所有率は小学生が24・7%、中学生が45・9%で、高校生は95・9%とほぼ全員だった。 携帯電話で一日に50件以上メールをやり取りすると答えた小学生はわずか2・4%だったが、中学生は19・5%、高校生は13・9%。一日のメールが30件以上という児童生徒のうち、午後11時以降に寝るという小学生は64・3%、中学生が74・8%、高校生では87・1%だった。 さらに、中高校生の約7割が、迷惑メールやインターネット
大学に関する話題日記:アカデミックハラスメントと大学教員の懲戒処分.京都外国語大学 京都外国語短期大:学生にアカハラ、教授をけん責処分 /京都 - 毎日jp(毎日新聞) 京都外国語短期大:学生にアカハラ、教授をけん責処分 /京都 京都外国語短期大(堀川徹志学長、右京区)は10日、授業内容の質問をしようとした女子学生(20)に対応しないアカデミック・ハラスメントをしたとして、男性教授(51)を6日付で口頭注意のけん責処分にしたと発表した。学生は大学に相談した翌日の08年10月15日から欠席している。 大学によると、教授は08年10月11日午前0時45分ごろ、携帯電話に連絡してきた学生に「こんな時間にかけるとは何だ」と激しく叱責(しっせき)。同13日午後1時ごろ、数回かかってきた謝罪電話にも対応しなかった。教授は最初の電話前、質問をメールで送ってきた学生に電話をかけてくるよう返信したが、時間な
子どもと携帯電話をテーマにしたフォーラムが31日、東京・霞が関の文部科学省であった。同省が事務局を務めるネット安全安心全国推進会議の主催で、高校生や大学生、教師らが意見交換をした。大人と子どもの意識の違いが話題となり、携帯をめぐるトラブルやルール作りについて、親や教師と子どもが話し合う重要性が指摘された。 高校生と大学生4人は、実体験や友人の情報から現状や意見を話した。携帯の有用性は、「部活の予定などが分からないので無いと不便」「口べたな自分でも携帯メールならつながれた」「調べものに不可欠」。ネットでのいじめは「言いやすいのでエスカレート」「大勢が加わる」などの傾向が指摘された。 「ルールを作っても一つの家庭だけだと子どもが孤立しかねない」「リテラシーは最初に親から習い、失敗しながら学んだ」との声もあった。(上野創)
携帯原則禁止に保護者、戸惑い 「親子に必需品」「学力に影響」 (1/2ページ) 2009.1.31 01:00 「学力向上に貢献」「親子をつなぐ必需品」…。文部科学省が30日、小中学校への携帯電話持ち込みを原則禁止に踏み切った。子供たちの日常生活と密接なかかわりを持っている携帯電話。学校で使えないとなったらどうなるか-。保護者や教育関係者からは賛同や戸惑いなど、さまざまな声があがっている。 ■学力との関係 興味深いデータがある。兵庫県尼崎市教委が今年度実施した「学力・生活実態調査」。携帯電話を持っている子供ほど学力が低下するという傾向が浮かんだ。 尼崎市教委では、18~20年度の3年間、中学生約3000人の学力テストの成績を追跡調査し、学力の推移と携帯電話の所持との関係を分析した。 その結果、3年間携帯電話を持たなかった生徒の平均偏差値は男子が52・9、女子が53。一方、所持している生
小中学校への携帯電話の持ち込みを原則禁止とした30日の文部科学省通知は、出会い系サイトなどの有害情報やネットいじめといった携帯電話に潜む危険から子供たちを守るための第一歩にすぎない。 文科省では、ネットいじめに対し、教員には対策マニュアルを、子供たちにはパンフレットをそれぞれ作製し、携帯電話の危険性を訴えてきた。 それでも、ネットいじめは後を絶たない。同省の平成19年度調査では、前年度より約1000件増の約5900件。今月もさいたま市内でネットいじめを苦にしたとされる女子中学生の自殺が発覚している。 すでに小中学校の9割以上が持ち込みを禁止している中、国があえて禁止を打ち出すことに、実効性を疑う声もある。だからこそ、通知では情報モラル教育の重要性のほか、家庭や地域への働きかけを強調する。石川県野々市町では、子供たちに携帯電話を持たさないという町民の取り組みで補導件数が激減した。 携帯電話会
携帯サイトなどによる「ネットいじめ」の被害が深刻化する中、生徒自身に携帯電話との“付き合い方”を考えさせる授業に取り組んでいる中学教諭がいる。「携帯電話は本当に必要か」。生徒にこうした疑問を徹底的に話し合わせたところ、授業を受けた学年ではネットいじめがなくなったといい、授業について教育関係者からの問い合わせが相次いでいる。 生徒の声パンフレットに関係者注目 東京都大田区立大森第三中学の大山圭湖教諭(53)は3年前、当時担任をしていた2年生で、授業中にぼんやりしている生徒が増えていると感じた。前年に行った携帯電話に関するアンケートを改めて行うと6割近い生徒が携帯を持ち、毎日1~2時間も友達とメールをするという実態が浮かんだ。中には1日6時間もしている生徒や、掲示板の管理人をしていた生徒も。 生徒の声はもっと切実だった。「携帯がなくなるとどうなるか」との問いに、「本音が言えなくなる」「死ぬか精
文部科学省はこのほど、「『ネット上のいじめ』に関する対応マニュアル・事例集」を作成しました。学校や先生向けのものですが、「ネット上のいじめ」とはどういうものか、という基本的なことから始まって、具体的な事例や削除依頼の方法、相談窓口や調査の一覧など、ネットいじめを知るための便利な資料集ともなっています。 マニュアル・事例集は、2008(平成20)年6月の「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」がまとめた第2次報告の提言を受けたものです。「マニュアル編」と「事例編」に分かれ、具体的な内容とポイントを示しています。 事例は都道府県などの教育委員会を通して集めたものですが、そこからは、ネットいじめの複雑な構図も浮かび上がってきます。たとえば、高校の友達のことをブログに書き込んだら、中傷する意図はまったくなかったにもかかわらず、それを読んだ友達が欠席がちになり、その友達がたまたま登校した際
埼玉の女子中学生が自殺した事件を受け、文部科学大臣がケータイについて「携帯の学校への持ち込みについては近々、国として方向性を出す。特別な場合を除いて持たせないとか、学校では使わせないとか」と語ったらしい。実に馬鹿げている。そんなに禁止が効果的なら、いじめを禁止すればいいじゃないか。だいたいケータイの学校への持ち込みを禁止は以前から通達が出ているのに、効果がなかったことへの反省がない。まあ多感な時代に人間関係のトラブルで自殺なんて確率的には起こる話だし、これだけケータイが普及していれば、ネットでのトラブルが関連していることもあろう。問題は起こるべくして起きたし、それを見越して玉を仕込んでいたのだろうか。 ケータイに限らず、製造業派遣とか、ダガーナイフとか、薬のネット通販とか、とりあえず禁止って話が多すぎて、なぜかくも即物的に政治が動くのか理解に苦しむ。ワイドショーをみて憤る年寄りに対する人気
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く