中華料理チェーン「餃子(ぎょうざ)の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)が11月中旬、甲府市の国道20号国母交差点近くに山梨県内1号店を出店する。 周辺には外食店が並んでおり、人気店進出で競争が激化しそうだ。 同社によると、餃子の王将は、ギョーザをはじめとしたお得感のあるメニューが売りで、9月末現在、国内に646店舗、海外に4店舗がある。関東・甲信越では、山梨、茨城両県に店がなかった。 山梨県は、千葉県船橋市にある工場から食材を配送するのに時間がかかるという理由で出店が見送られてきたが、配送態勢が整ったため進出が決まった。出店場所の選定では、中央道甲府昭和インターチェンジや大型ショッピングセンター「イオンモール甲府昭和」などが周辺にあり、交通量が多いことが決め手となったという。 同社経営企画部は「1号店の状況やお客様の要望を踏まえ、次の県内出店を検討したい」としている。