北海道新幹線の新青森と新函館北斗間のレール締結式後、レールの上を走行するモータカー(1日午後、北海道木古内町で)=原中直樹撮影 2016年3月開業予定の北海道新幹線(新青森―新函館北斗)の全レールがつながったことを祝う「レール締結式」が1日、停車駅の一つ、木古内駅(北海道木古内町)で行われた。 レールの敷設工事は2012年3月に始まり、今年8月に完了した。この日の式典には、沿線の首長などの関係者約100人が参加。来賓らが、金メッキを施したボルトを、紅白にラッピングしたレンチで締め付けた。 これにより、東京―新函館北斗間約824キロがつながり、新幹線網は、九州新幹線・鹿児島中央駅までの計約2150キロが整備されたことになる。