印刷 関連トピックス北朝鮮金正日20日深夜、平壌の金日成広場を訪れ、金正日総書記に哀悼の意を表す平壌市民。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信 朝鮮中央通信は21日未明、死去した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記を悼む平壌市民の数が、19日正午から20日正午までの1日間でのべ500万人余に達したと伝えた。同市の人口は約200万人とされ、1人2回以上弔意を示したことになる。 巨大な故金日成(キム・イルソン)国家主席の銅像がある万寿台の丘は人波であふれた。故金主席の威光を最大限活用したため、金総書記の銅像は、ごく限られた場所にしかない。人々は金総書記の姿が描かれたモザイク壁画や、最後の現地指導先とされる平壌市内のスーパーマーケットのエスカレーターにまで押し寄せた。 北朝鮮で人々が動員される場合、人民班(町内会)や職場、学校単位でお互いを監視し合うのが通例。権力の掌握を急ぐ金正恩(キム・