東京・武蔵野市にある警察署の警察官が、書店で女子高校生のスカートの中を盗撮したとして都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕され、警視庁は減給の懲戒処分にしました。 処分を受けたのは武蔵野警察署の刑事組織犯罪対策課に所属する34歳の巡査長です。 警視庁によりますと、この巡査長は先月、八王子市内の書店で女子高校生のスカートの中にスマートフォンを差し入れて盗撮したとして、都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。 巡査長は容疑を認め、検察庁に身柄を送られたあと釈放されたということです。 これまでの調べによりますと、巡査長は宿直勤務を終えて帰宅する途中で、盗撮に気付いた書店の店長が取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡したということです。 調べに対し巡査長は「家庭や仕事のストレスがありうっぷんを晴らしたいと思って盗撮した。去年8月ごろから駅などで20回から30回盗撮した」と供述しているということです。