電子書籍ストア「eBookJapan」は、小学館の電子書籍作品の販売状況について調査結果を報告。上位10%のタイトルが売り上げの約73%を占めたという。 電子書籍ストア「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは12月21日、小学館協力の下、同社作品(電子書籍版)の販売状況に関する調査結果を発表した。 この調査結果によると、2011年11月末時点で提供している1360タイトルの内、99.2%が2010年12月からの1年間に1冊以上購入されたという。 同期間に最も売れたとされる『ゴルゴ13』が売り上げの全体に占める割合は4.2%。ベスト10に入ったタイトルで売り上げ全体の23%、上位10%に相当する135タイトルで同約73%を占めた。全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという「パレートの法則」が電子書籍にも当てはまることがうかがえる。