Google OS(2) さてGoogle OSと言うOSの未来形とは。これを、どうなるかと言う予測ではなく、筆者が設計すればどう言うものを作りたいかと言う観点で書きます。 一言で言うと、機能分散協調型OSです。将来コンピュータが電卓のようになるのは間違いありません。そうなったときに、1台のコンピュータに多機能OSを搭載する意味はまったくありません。何千台と言うコンピュータの1台1台が分散して協調しながら機能すれば良いと言う考え方です。 ここで分散する機能のまとまりを機能郡と呼び、同一機能郡同士のコミュニケーションを同期通信、異なる機能郡同士のコミュニケーションを非同期通信と呼ぶことにすると、機能分散協調型OSにおいては、同期通信にはフェールオーバー機能を、非同期通信にはパケット通信機能をサポートできれば、Google OSの十分条件を満たします。 フェールオーバー機能とは、マシン間のリア