「DRM(権利管理技術)は必要悪といったスティーブ・ジョブズ氏のiTunesだって、DRM技術に依存している。人々はDRM技術が不要なのではなく、DRM技術が使いづらいから困っているだけだ。DRMがユーザーに負担をかけずに使いやすいもので、メーカーを問わずに互換性があればそれが一番いい」――Macrovisionアジア太平洋担当上級副社長のデビッド・ローリー氏は3月15日に開催された国内初の事業戦略説明会の後、CNET Japanにこう語った。 Macrovisionといえば、DVDやビデオのコピーガード機能を実現するマクロヴィジョン信号で有名な会社だ。同社の創業は1983年。ローリー氏は「我々はDRMという言葉が誕生する前からDRMの技術を提供してきた」と語る。日本オフィスもオープン12年目を迎える。 同社のミッションは「デジタルプロダクトをあらゆるチャンネルを通して、保護し、強化し、流