AIRが持つ充実したウィンドウAPI ブラウザ上で動くFlashと違い、デスクトップアプリケーションの実行環境であるAIRは、「自分のウィンドウ」というものを持っており、ブラウザの枠を取り払われた表現の自由を獲得した。しかも、AIRはそれに留まらない。OSネイティブのAPIを使用した時のような、きめ細やかなウィンドウ制御を行うことも可能だ。今回は、AIRのそうしたウィンドウAPIを見ていくことにしよう。 AIRのβ版のウィンドウAPIが持つ機能を一覧にすると以下のようになる。 ウィンドウを新しく作成することが可能 ウィンドウが閉じられた、移動されたなどのイベントを捕捉し、処理することが可能 ウィンドウの最大化/最小化、移動やリサイズなど、ウィンドウの状態をプログラムから制御することが可能 タイトルバーの表示可否、タスクバーにウィンドウが表示されるかどうか、などネイティブ環境に依存する部分も