富士通は17日、都内でシニア層をターゲットにしたスマートフォンの新機種「らくらくスマートフォン F-12D」の発表会を開催した。同発表会ではタッチ&トライイベントも実施。ここでは、発表会でのプレゼンテーションに加え、イベントで実機に触れた感想をリポートしよう。 「らくらくスマートフォン」への期待 「らくらくスマートフォン」は、NTTドコモが2001年より販売する「らくらくホン」のスマートフォン版だ。NTTドコモのプロダクト部長・丸山誠治氏によると、らくらくホンシリーズは文字を大きくしたり操作をシンプルにしたりといったシニア層に配慮したインターフェースが支持され、これまでに累計2,100万台を売り上げているのだという。 昨年度の国内出荷数シェアトップに輝いた実績を強調した、富士通代表取締役副社長・佐相秀幸氏も、「ARROWSシリーズとらくらくスマートフォンで首位を守る」と語ったことからも、同