ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)の南約35キロのシェベル(Shabelle)地域で国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres、MSF)が運営する診療所(2008年7月8日撮影)(c)AFP/MOKHTAR MOHAMED 【8月15日 AFP】内戦で荒廃したソマリアで22年にわたり活動してきた緊急医療援助団体「国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres、MSF)」が14日、拡大する危険性への警戒を理由に、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸東部の地域にある同国でのすべての医療活動を停止した。 MSFのウンニ・カルナカラ(Unni Karunakara)会長は記者団に、「我々が活動を停止する直接の原因は、武装集団や民間の指導者たちが人道援助従事者の殺害や誘拐および彼らへの襲撃を支援、容認、容赦する状