千葉県山武市で先月末、漁網から男性の白骨遺体が見つかり、県警は1日、9年前に行方不明になった新潟市の漁業、小山修司さん(当時43)と確認したと発表した。北朝鮮に拉致された疑いがある「特定失踪者」とされていた。県警は船上で網に巻き込まれた可能性があるとみている。 北朝鮮の拉致問題を調査する市民団体「特定失踪者問題調査会」は、小山さんが2004年6月6日、新潟西港から1人で漁に出て行方不明になり、特定失踪者として公表していた。 県警によると、遺体は8月29日、山武市の中古船舶部品会社が所有する漁船のドラム式の巻き取り網(長さ約40メートル)の中から見つかった。グレーのつなぎ姿で両手に手袋、左足に長靴を着用。当時の服装や歯形から小山さんと確認した。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝