ソフトバンクが半年に及ぶ買収合戦の末に手に入れた米携帯通信3位のスプリント。同社の4~6月期決算は、最終損益が約1600億円の赤字と105万件の加入者数純減という、米国で「一人負け」ともいえる状況に陥っている。一方、好調な四半期決算を発表したソフトバンクの孫正義社長は「14年3月期の連結営業利益は1兆円を超える」と強気の見通しを語ったが、長期的な成長を遂げるためには米国事業のV字回復が欠かせない。孫社長が期待するスプリントの「回復力」を探った。
1870年代のグラハム・ベルによる発明以来、1世紀半にわたり使い続けてきた固定電話網が終焉(しゅうえん)のときを迎えつつある。はるか昔に生産を終了したデジタル交換機の耐用年数が限界に近づき、固定電話は今後10~15年の間にIP通信網など新しい環境に移行する必要がある。各国の電話会社が移行方法をめぐって苦慮するなか、巨大台風の襲撃で通信網が寸断されたニューヨークにおいて、携帯ブロードバンドで固定電話を置き換えるという画期的な計画が進んでいる。5月3日、米国の大手通信事業者ベライゾン・コミュニケーションズは災害で壊滅した固定電話網の破棄を申請し、ニューヨーク州政府は6月に承認した。固定電話はライフラインと呼ばれ、長らく市民の生命財産を守る重要な役割を担ってきた。同社は携帯電話網で代替サービスを提供するが、「固定電話の終わり」は全米で大きな注目を集めている。巨大台風で固定電話網が寸断きっかけは、
父娘捜索の経緯 【田内康介、小田健司】北海道湧別町を襲った3月の地吹雪の中で父親が娘を抱いたまま亡くなった事故で、消防が父親の携帯電話の位置情報を携帯電話会社から得ようとしたが得られず、父娘の捜索を中断していたことが分かった。総務省は情報提供のしくみが整っていなかったことが原因とみて、位置情報をすみやかに伝えるルールを作り、全国の消防本部と携帯各社に通知した。 漁師岡田幹男さん(当時53)は3月2日午後3時ごろ、長女夏音(なつね)さん(9)と帰宅途中に軽トラックが雪にはまって立ち往生し、携帯電話で親族に助けを求めた。その後、徒歩で近くの知人宅を目指したが、途中で進めなくなり、娘の体を温めながら救助を待った。父親の携帯電話はひっきりなしに鳴ったが、手がかじかんで取れなかった。 消防や警察、携帯会社への取材によると、遠軽消防署上湧別出張所の署員3人が捜索し、午後9時34分に無人の軽トラッ
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