ロボティクス ニューロンから知能ロボットへ ジェームズ・サクラ・アルバス 啓学出版 1984 James S. Alubus Brains, Behavior, and Robotics 1981 [訳]小杉幸夫・林巌・亀井宏行 編集:啓学出版編集部 協力:林輝 装幀:荒瀬光治 関英男さんが『ロボットロジー』(ダイヤモンド社)を編著したのは、オブジェマガジン「遊」創刊の1971年だった。「人間と機械の共生」というサブタイトルがついていた。 いよいよ日本でもグレイ・ウォルターが作った「タートル・ロボット」や1966〜1972年にスタンフォード研究所が開発した「シェーキー」に匹敵する推論型の可動ロボットが出てくるか、それともイタリア未来派(1106夜)の機械動学幻想やフィリップ・K・ディック(883夜)の超ネットワークVALIS幻想が少しは現実味を帯びたロボットに移っていくのかと思ったが、そう