印刷 オートバイに乗ってひったくりを繰り返したとして、警視庁は、東京都荒川区の17〜18歳の男子高校生4人を窃盗の疑いで逮捕し、6日発表した。4人は調べに対し「特攻服の刺繍(ししゅう)に7万円かかったので、金がほしかった」などと話しているという。 4人は中学の同級生。うち1人が同区を拠点とする暴走族の総長を名乗り、特攻服を作ったという。 少年事件課によると、4人は荒川区内の路上で3月28日午前4時ごろ、オートバイで追い抜きざまに、清掃作業員の女性(68)の自転車の前かごから、現金が入った手提げカバンを盗むなどした疑いがある。オートバイに2人乗りして後部席の少年がひったくる手口で、3月23日と同28日に同区や台東区、北区で計5件、総額10万2千円相当を盗んだという。