ちらほら声の上がっていたクリームチーズ。正直、「え!?クリームチーズなんてご飯にかけるの?いくらなんでも、それはないんじゃないの」と思っていました。それが……つぶやいた人、ごめんなさい。今から謝って
ちらほら声の上がっていたクリームチーズ。正直、「え!?クリームチーズなんてご飯にかけるの?いくらなんでも、それはないんじゃないの」と思っていました。それが……つぶやいた人、ごめんなさい。今から謝って
出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み 2008年02月14日 出版業界に危機感が高まっている。書店は次々と姿を消し、草思社が民事再生法適用を申請するなど、有力出版社の経営も盤石ではない。市場が縮小しているのに、当面の売り上げ確保のための新刊点数ばかりが増え、4割近い大量の返品が生まれ続ける。この構造を断ち切らないと、衰退の一途をたどるばかりだ。「出版王国」ドイツや、再販制度が崩れて「市場の暴力」に苦しみながらも再生を模索するイギリスの現状から脱却の道を考える。 将来の書店員や編集者を目指し、書籍業学校で「戦後史」の授業を受ける生徒たち=ドイツ・フランクフルトで ■ドイツ 書店員を育成・流通効率化 本の返品率1割 ドイツの返品率は1割程度だ。なぜ無駄が少ないのか。 1月下旬、フランクフルトにある「書籍業学校」の一室で、20代の約30人が戦後史の授業を受けていた。生徒は全国から集まった書店
聖☆おにいさん [作]中村光 [掲載]2008年02月03日 [評者]山脇麻生 世界中で大騒ぎになったにもかかわらず、サラーッと過ぎていった2000年。そこで、世紀末を無事に越えたイエスとブッダは、東京・立川に安アパートを借り、下界で休暇を過ごすことにした。 ある場所では頂点に君臨する2人だが、ここではチラシで最安値商品をチェック、雨の日は洗濯物を部屋干しするなど、見事なまでの庶民っぷり。ギャップから生まれる笑いに加え、徳の高いことを言うと後光が差したり、我慢をする度に聖痕(せいこん)が開いたりと、誰もが知っている元ネタをベースに展開される笑いもあり、そのバランス配分が実にいい。ありえない設定だが、日常と非日常がうまく溶け合っているので、シュールな笑いが苦手な人でも、スッと、この不思議な世界に入っていくことができるだろう。 筆者は『荒川アンダーザブリッジ』などの著書がある中村光。そこに描か
新作はタヌキが主役「有頂天家族」 森見登美彦さん 2007年10月22日 もてない先輩と無邪気な女子学生のラブコメディー『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞した森見登美彦さん(28)が、新作『有頂天家族』(幻冬舎)で、ホロリとさせる家族愛を描いた。といっても主人公はタヌキ。「人間では恥ずかしくて書けないメロドラマを、思いつくだけ盛り込んだ物語の王道」と話す。 主人公は、京都・下鴨神社そばの森に住む名門下鴨家の三男矢三郎。傑物といわれた父が、鍋となって人間にくわれたのはなぜかという謎を追いかけながら、日々を面白おかしく生きようとする。責任感ばかり強い長男と、根暗でカエルに化けたままの次男、甘えん坊の弟らと力を合わせて宿敵・夷川家と戦い、気むずかしい天狗(てんぐ)の赤玉先生や美しい悪女弁天にきりきり舞いさせられる活劇だ。 ひねくれた自意識過剰の大学生を主人公とする『太陽の塔』でデビュー。
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