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社会学に関するja_bra_af_cuのブックマーク (131)

  • 立岩真也の思い出 – sociologbook

    以下の文章は『新潮』2023年10月号に掲載されたものです。編集部の許可を得て全文公開します。 —– 「立岩真也の思い出」 2006年から龍谷大学で職を得て働き始めたのだが、たまたま縁があって、2017年の4月から立命館大学大学院の「先端総合学術研究科」というところに移籍することになった。正式に移籍することが決まる前に、京都駅のホテルグランヴィア京都のカフェラウンジで立岩真也と会った。それまでも、先端研にはいろいろとお世話になることがあり、何度か博論の口頭試問などで挨拶はしていたのだが、グランヴィアのラウンジで立岩真也とはじめてサシでゆっくり喋ったのだった。 立岩真也は戦後の日の社会学が生み出した最大の天才だと思う。テレビに出たりして、一般向けに有名なひと、というのはほかに何人かいるが、立岩は膨大な量の論文とを書き、おそらく社会学のものとしては世界最大級のアーカイブをネットに築き、立命

  • 三者三様の「聞く責任」。信田さよ子さん(カウンセラー)×上間陽子さん(教育学者)×岸政彦(社会学者)さん/本『言葉を失ったあとで』刊行記念トークイベント - 「雛形」違和感を観察する ライフジャーナル・マガジン

    三者三様の「聞く責任」。信田さよ子さん(カウンセラー)×上間陽子さん(教育学者)×岸政彦(社会学者)さん/『言葉を失ったあとで』刊行記念トークイベント 青山ブックセンターのオンラインイベントで、過去最高の申込数だったという、信田さよ子さんと上間陽子さんの対談集『言葉を失ったあとで』の刊行記念トークイベント。 語り手は、公認心理師・臨床心理士としてアルコール依存症、摂障害、DVなどの当事者のカウンセリングを行ってきた信田さよ子さんと、沖縄で若年出産をした女性の調査や、自身のことを綴ったエッセイ『海をあげる』の著者で、教育学者の上間陽子さん。そして沖縄、生活史、社会調査方法論を研究テーマに、多くの人に聞き取りを行ってきた社会学者の岸政彦さんだ。 『言葉を失ったあとで』で語られたふたりの方法論に、沖縄や生活史をテーマに多くの人に聞き取りを実践してきた岸さんの方法論が重ねられた対話の中から、「

    三者三様の「聞く責任」。信田さよ子さん(カウンセラー)×上間陽子さん(教育学者)×岸政彦(社会学者)さん/本『言葉を失ったあとで』刊行記念トークイベント - 「雛形」違和感を観察する ライフジャーナル・マガジン
  • 立岩真也さんが問い続けた生きる意味…享年62歳 やまゆり園事件では安楽死肯定論を痛烈に批判:東京新聞 TOKYO Web

    社会学者の立岩真也さんが62歳の若さで亡くなった。病や老い、障害とともに生きることから社会を考察する「生存学」の礎を築いた。2016年に起きた相模原市の「津久井やまゆり園」殺傷事件では安楽死に肯定的な論説を痛烈に批判し、生きる意味を問い続けた。引き継ぐべき遺志を考えた。(木原育子)

    立岩真也さんが問い続けた生きる意味…享年62歳 やまゆり園事件では安楽死肯定論を痛烈に批判:東京新聞 TOKYO Web
  • 【特集 作家とギター】岸政彦|ギターは個人に寄り添ってくれる、どこか寂しいもの|文學界

    ①ホアン・エルナンデスConcierto S スペインはヴァレンシアの工房で少数の職人により製作されているホアン・エルナンデス。 ボディトップは松単板、サイドとバックはローズウッド単板。 弦長650mm、 ナット幅は通常のクラシックギターよりやや細い50mmを採用。 僕は一九八七年に関西大学に入学して、八八年に軽音サークルに入ったんですが、サークルの縦型社会に嫌気がさしてすぐに辞めて、辞めた仲間と一緒にジャズ研究会を立ち上げました。そこで僕が弾いていたのはウッドベースで、大学二回生の頃にはベースでいわゆる「バイショウ」=ギャラをもらう演奏の仕事をするようになっていた。当時はバブルだったので、週三回ぐらいベースを弾くと月収十万円ぐらいになったんです。大学四回生になって、このまま音楽仕事にするかどうかかなり迷ったんですが、やっぱり高校の頃からやりたかった社会学の研究に進もうと決めました。僕、

    【特集 作家とギター】岸政彦|ギターは個人に寄り添ってくれる、どこか寂しいもの|文學界
  • 社会学界隈における東大話法がマイノリティ排除的なのではないかという問題についてのメモ - ポストフェミニズムに関するブログ

    東大の)社会学系の先生から院生へハビトゥスのような形で伝えられ、そして院生同士でなされるコミュニケーションの特徴として、相手の議論を打ち砕いたり、破ったり、穴を突いたりすることに重きが置かれ、「結局のところ、こういうことでしょ」ということを強い言葉で言える人がその場を制するというものがある。 以下、さしあたりこれを社会学界隈における東大話法と呼ぶことにする(東大院生に限らず、東大社会学講座系の先生の下で学んだ人にも見られる話法である)。この風潮はおかしいとこの10年以上ずっと思っていたが、最近のマイノリティ研究者排除が起きかかっている社会学の現状を思うと、やっぱりこれは深刻な問題点だなと思っている。 東大話法がもたらす問題は、「結局のところ、こういうことでしょ」に行きつくプロセスで、多くの「これが常識」「これが社会というもの」「これが現代」という「常識」の押し付けが発生していることにある

    社会学界隈における東大話法がマイノリティ排除的なのではないかという問題についてのメモ - ポストフェミニズムに関するブログ
  • 書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    社会科学の哲学入門 作者:吉田敬勁草書房Amazon 書は科学哲学の中で特に社会科学の哲学についての入門書だ.私は社会科学についても哲学についてもあまり詳しくはない.そして最近読んだ進化政治学のにおいては著者が実在論にずいぶんコミットしているものの私が理解している科学哲学の実在論とはややニュアンスが異なるような印象もあってややもやもやしていたので,この際勉強しておこうと手に取った一冊になる.著者は科学哲学者で社会科学の哲学を専門とする吉田敬になる. 序章 社会科学の哲学を学ぶとはどういうことか まず書の目的について,社会科学の哲学という分野がどのようなものであり,どのような議論が行われているかを紹介するものだとしている. そこから序章における概念整理がある. 科学哲学の問題領域には論理学(推論の方法は正しいかなど),認識論(知識とは何かなど),形而上学(扱う対象は実在するのかなど),

    書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 通勤電車で読む『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』。乗れなかった。 - クリッピングとメモ

    大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる 作者:出口 剛司KADOKAWAAmazon帯に「この社会の原理を東京大学ではどう教えているのか?」と書いてあり、表紙の折り返しのところに「東大の社会学が「ざっと」身につきます!」と大書してあるので、えー、東大では東大用の社会学ってのがあるのかあ、うちの大学ではスタンダードな社会学を教えてるんだけどさすが東大ひとあじちがうなあ、ちょっと見てみたいなあと思いながら読み始めるわけだが、最初の項で「まず、社会学(者)は〈社会〉は個人の集まりであると考えます」と書いてあってそこで乗れなかった。じぶんは「社会学(者)は〈社会〉は個人の集まりではないナニモノカであると考えるよ」というふうに勉強したし授業でもそう言ってるので。えーとこういうのは入り口が重要で、「〈社会〉は個人の集まり」を入り口にしたら、そのあといくら相互行為とか創発特性とかシステムとかいろいろ

    通勤電車で読む『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』。乗れなかった。 - クリッピングとメモ
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2022/03/10
    "社会学に触れたことのない人の通念に合わせていろいろな単語や社会学者の横顔が「とにかく、腑に落ちる」ようにざっと書いてある、みたいな狙いの本"
  • 「校則がゆるくても荒れない学校はある」という理屈は、なぜ教師に通用しないのか?(飯田 一史) @moneygendai

    私たちが日常的に行っている会話を記録して丹念に追うことで、人間同士のインタラクションがいかにして成立しているのかを分析するエスノメソドロジーという社会学の研究分野がある。 この手法を用いて、ある中学校の教職員会議に立ち会い、校長や教頭、現場教師たちがいかにして校則や「荒れ」、時間外労働、保護者に対する説明責任についての議論を展開し、何を論拠に語っているのかという「当事者の論理」を明らかにした『学校組織の解剖学』(勁草書房)が刊行された。 意外にも既存の学校組織研究ではこうした視点は抜け落ちてきたものだというが、「教師は現場でこんなふうに理屈を使って動いているのか」という驚きがある。たしかに「校長の権限を強くすれば学校は変えられる」とか「学校は地域などにまで民主的に開いていくべきだ」といった理屈では到達できない“現実”が記述されている。 著者の鈴木雅博・明治大学情報コミュニケーション学部准教

    「校則がゆるくても荒れない学校はある」という理屈は、なぜ教師に通用しないのか?(飯田 一史) @moneygendai
  • #4351. 儀礼としての言語行為

    滝浦 (6) が,オーストラリアのアボリジニ社会の原初的な宗教における聖性について,フランスの社会学者 Durkheim の要点を以下のように示している. 【デュルケームの儀礼論】 (i) 「聖なるもの」への態度は,すべて「儀礼 (rites)」において表される.儀礼の形をとることで,人びとのふるまいの社会的意味を共同体全体で共有することができる. (ii) 儀礼の第一の機能は,聖なるものの聖性が汚されることのないように,聖なるものを俗なるものから分離し隔離することである.この場合,儀礼は基的に「?しない」という否定形で規定されるので,「消極的儀礼(仏 rites négatif 〔ママ〕)」と呼ぶことができる. (iii) 聖なるものの聖性が汚されないという前提のもとで,ある特殊な条件が満たされるならば,聖なるものと通じ合うことが許される.この場合,儀礼は「?してよい」という肯定形で規

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/03/27
    "宗教でいう神などに相当する聖なるものは,言語においては個人の "face" ということになる" faith/face 儀礼/礼儀 守るべきプロトコルがあるという点では同じコミュニケーションの異なるあり方なのかも?
  • 思考を鼓舞する書|ちくま学芸文庫|本田 由紀|webちくま

    「社会的なるもの」を理解するための、新たな想像力をもたらす社会学。アウトサイダーの立場から社会を観察する社会学を学ぶことで世界は一変する。それだけでなく社会学は、「誰にとってもよりよい世界」という希望をもたらす。書でケン・プラマーはそう主張し、社会学の歴史から理論、未来までを平易に説いていく――。社会学者の田由紀氏がこの書について、熱く鋭く論じて下さいました。ご一読を! 書は、イギリスの社会学者ケン・プラマーが2016年(初版は2010年)に著した、社会学の教科書・入門書の邦訳である。 教科書といえば、堅苦しく、定説が並べられ、偉そうな雰囲気がまとわりつくものである。しかし書は、目配りの良い充実した教科書でありながら、筆者が受けた強い印象は、生き生きと清新で読者の思考を鼓舞する書であるということだ。 各章末に簡潔な要約があり、「さらに調べてみよう」という問いかけがあり、豊富な参考文

    思考を鼓舞する書|ちくま学芸文庫|本田 由紀|webちくま
  • 社会学は何をしているのか

    「何をしているのか分からない」 社会学部の教員をしているとぶつかる壁のひとつに「社会学を宣伝することの難しさ」がある。社会学部の教員も学生も、「社会学部って何をするところ?」とよく聞かれるのに、それに答えられないというのだ。もっとも「じゃあ経済学部では何を勉強するか知ってる?」と聞いても「経済のことを勉強するんでしょ」という、おそらく経済学者なら間違いだと言うだろう回答しか返ってこないわけだから、「社会学は説明が難しい」というのも思い込みでしかないのだけれど。 一昔前の日の教科書では、「社会学は常識を疑う学問です」なんて書かれていた。けれどこの説明も、もう古臭いものになっている(この辺についてはこのや講義動画を参照)。最近の説明としては、日社会学会の社会学部への進学を考えている人向けのサイトで示されている「異なる価値観をもった人間たちが多数集まって形成されるこの社会を解き明かす学問」

    社会学は何をしているのか
  • レイシズムとは何か|梁英聖

    新型コロナウイルスの流行を口実にして、世界でも日でも深刻な差別が頻発しており、非常に危険です。なぜならレイシズムという、人間の生死を分ける差別が暴力に結びつく条件が整いつつあるからです。危険性がどんどん高まっているヘイトクライムを未然に防ぐためにも、「レイシズムとは何か」を考えてみることが求められているでしょう。以下、不定期ながら連載で「レイシズムとは何か」というテーマで試論を書いていきます。よろしければお読みください(自分の考えをまとめるために書いたので、少々難しい個所があると思いますが、そういうところは読み飛ばしてもらって結構です。あとで具体例をたくさん出して解説し直していきます)。 *** 1.レイシズムとは何か──人種差別としてのレイシズム レイシズムとは何か。 一番簡単に答えるとすれば、レイシズムとは人種差別や民族差別のことだ、といえる。人種や民族などのルーツにまつわるグループ

    レイシズムとは何か|梁英聖
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/03/07
    "暫定的な定義──レイシズムとは、①人間を人種化して、②殺す(死なせる)、③近代の権力である"
  • 確率とともに生きる – sociologbook

    新型コロナウィルス、というものが流行っていて、この春はすべてのイベントが中止や延期になり、公的な施設には閉鎖されるところもでてきて、学校も全国で一斉に休校にするかどうかという話があり、そのわりには朝の満員電車はあいかわらずで、それからやっぱりデマもとびかっている。 ドラッグストアやコンビニの店頭からマスクが消え去り、さらにトイレットペーパーがマスクと同じ材料で、もう中国から入ってこなくなるので売り切れるだろうというデマがひろがって、トイレットペーパーも店頭からなくなった。コストコに長蛇の列ができたとか、対応していたドラッグストアの店長がになったとか、そういう記事をたくさん読んだ。 いったい誰がどういう意図で流すのか知らないけど、30度ぐらいのぬるま湯を飲むと熱に弱いコロナが死ぬ、というデマもかなり広がって、さすがにこれは笑った。体温より低いやん。 まあ、しかし笑えない。若年者の致死率は低

  • なぜ人類は国家を作り、発展させられたのか?──『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 - 基本読書

    反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー 作者:ジェームズ・C・スコット出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/12/21メディア: 単行我々人類の大半は今は家畜を飼い、農耕を行い、足りない分を輸入することで定住生活を営んでいる。一般的に、そうやって定住して生活をすることは文明的であることの証である。なぜなら我々人類は、狩猟採集生活から、動植物の家畜化・作物化が発生し、そこから固定した畑での農業、定住に繋がったと思われているからだ。 だが、定住は動植物の家畜化・作物化よりもずっと早かったし、初期文明とされる農耕-牧畜文明の連合体が発生する4千年前には、飼いならしによる家畜化や作物化はすべて行われていたのである。つまり、人間は農耕の技術を得てから即、国家を作り始めたわけではない。その後長い年月をかけてようやく国家らしきものが成立しはじめたのである。国家を作り上げることで人間

    なぜ人類は国家を作り、発展させられたのか?──『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 - 基本読書
  • ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② — まなびとき

    Aug 1 ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② 人は奇跡を期待するアメリカには、プラグマティズムなどの哲学を生み出した知性の歴史があるのだが、常にその裏面には、信じたい幻想に浸るような情念の歴史が存在している。500年に及ぶ後者の歴史に焦点を当てたカート・アンダーセンは、『ファンタジーランド』において、自身の議論がアメリカ例外主義(exceptionalism)を証拠立てるものだと述べている。アメリカに特異的な脈絡がもたらしたアメリカ固有の特徴だ、というのだ。しかし、アメリカ入植の物語に、事実と幻想の取り違え、希望への執着が織り込まれていたとしても、それは果たしてアメリカだけの問題なのだろうか。 ひとまず指摘すべきなのは、その取り違えの背景にある欲望が、「奇跡への期待」であるという

    ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② — まなびとき
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/10/29
    やっぱり「不安」はいろんなことのキーワードなんだなーと」:
  • 「どちらの日本になさいますか?」――小熊英二『日本社会のしくみ』レビュー — まなびとき

  • ピープルのいないところにポピュリズムあり?/酒井隆史

    ピープルのいないところにポピュリズムあり? ——「健全な病理」としてのポピュリズム 酒井隆史 1, あいまいな「ポピュリズム」 ポピュリズムという言葉から、ここ日ではどのようなイメージが浮かぶでしょうか? メディアの劇場政治を通して単純なフレーズで人気取りをおこなう政治家と、それに踊らされる愚かな大衆、といったところが、一般的通念でしょうか。 おそらく、現代の世界の政治の一番の特徴はなにか、と問われるならば、まっさきにあがる答えのひとつが、ポピュリズムであるとおもいます。現代が、ポピュリズムの時代であることはまちがいないのです。 しかし、この言葉は、少し前まで、研究者にはなじみのあるものでしたが、日語で一般的に流布していたとはいいがたいものでした。ここにはひとつ興味ぶかい示唆があるとおもいます。つまり、おそらく、日は少なくとも戦後半世紀ほどのあいだは、ポピュリズムを経験していないので

    ピープルのいないところにポピュリズムあり?/酒井隆史
  • 「『新しい階級社会』とアンダークラス」早稲田大学人間科学部教授・橋本 健二 | 特集/"働かせ方改革"を撃つ

    永山則夫の「予言」 1965年に中学卒業と同時に集団就職で上京、1968年に連続射殺事件を引き起こし、1997年に死刑が執行された永山則夫は、獄中で膨大な数の文学書や思想書を読破し、多数の著作を世に送った。そのなかに、71年に書かれた「驚産党宣言」なる一文がある。 これによると現代の社会には、「大ブルジョアジー」「プチ・ブルジョアジーおよび貴族的プロレタリアート」「ルンペンプロレタリアート」の3つの階級がある。マルクスが革命的な下層階級とみなしていたプロレタリアートは、いまや大ブルジョアジーと結託して貴族的プロレタリアートと化し、ルンペンプロレタリアートに敵対して、その犠牲によって危険な労働を免れるようになっている。いまや革命的な階級はルンペンプロレタリアートだけであり、彼らは個人的テロルによってブルジョアジーに対抗する、テロリスト集団になるだろう、というのである。 荒唐無稽な開き直りと片

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/07/20
    プレカリアートとはまた違うんかな
  • ア㊙️イさんのお尻 on Twitter: "ナチスは政権を奪取する以前の1932年時点で120万人、1933年末までには390万人もの党員がいたのだ。1920年には100人ちょっとだった党員が何故ここまで増えたのか?その答えに「社会関係資本」の視点から迫った研究があるのだ。… https://t.co/Qn1a1Wy3Cy"

    ナチスは政権を奪取する以前の1932年時点で120万人、1933年末までには390万人もの党員がいたのだ。1920年には100人ちょっとだった党員が何故ここまで増えたのか?その答えに「社会関係資」の視点から迫った研究があるのだ。… https://t.co/Qn1a1Wy3Cy

    ア㊙️イさんのお尻 on Twitter: "ナチスは政権を奪取する以前の1932年時点で120万人、1933年末までには390万人もの党員がいたのだ。1920年には100人ちょっとだった党員が何故ここまで増えたのか?その答えに「社会関係資本」の視点から迫った研究があるのだ。… https://t.co/Qn1a1Wy3Cy"
  • 「レイベリング論」と「ループ効果」(2015年3月)

    酒井・浦野・前田・中村編『概念分析の社会学』(ナカニシヤ出版・2009年4月刊行) http://socio-logic.jp/ethnomethodology2.php へのコメントからはじまった、 社会学者のいう「レイベリング」と哲学者イアン・ハッキングのいう「ループ効果」との異同に関する議論 「ループ効果」と『概念分析の社会学』についてはこちらも参照のこと: 続きを読む

    「レイベリング論」と「ループ効果」(2015年3月)