ディー・エヌ・エー(DeNA)の無料通話・メールアプリ「comm(コム)」が知名度と人気を上げている。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けアプリの人気ランキングでは、先行する「LINE」を上回った。とはいえ、年内に「世界1億ユーザー」をうかがうLINEは、簡単に追いつける相手ではない。挑戦者はどこまで本気なのか。開発の舞台裏をのぞいた。(文中敬称略)真新しいオフィスには年配者が見あたら
「まずは日本。全国民が使うコミュニケーションインフラにしたい」 comm(コム)は何を目指しているか、という最初の質問に対して、DeNA の comm戦略室室長、山敷守氏はこのように語りはじめた。 「世界中のユーザーに利用してもらえるようなコミュニケーションインフラにしたい。そのためには、まず安心して使ってもらえることが絶対条件。実名制を採用したのもそのためだった」(山敷氏) 「安心」といえば、10月23日のリリース当初、commは利用規約の記述などが発端となり、プライバシーに関する議論を呼んだ。ソーシャルメディアを中心に「個人情報が漏れる」「会話が盗聴される」などの憶測が若年層を中心に広がった。 これに対する同社の反応は早かった。Twitterなどで個人情報に関する懸念が持ち上がると当日中には規約変更を協議し、修正した。「Android端末利用者から取得する情報が多過ぎる」という指摘にも
commの発表当日「commとLINEが要求するアクセス許可の比較表を作ってみた」という記事にて、Android版commのアクセス許可を紹介しました。 そして昨日深夜、commの公式Twitterアカウントが「現時点で利用していない項目も含めてアクセス許可を求めていた」と述べ、アクセス許可の一部が削除されたようです。素早い対応ですね(後述のTweet参照)。 しかし、「不必要だった」として削除されたアクセス許可は既に表示されなくなっており、何が削除されたのか分かりません。 ちょっと気になったので、手元に保存していたアクセス許可一覧と、現在のアクセス許可一覧を比較し、削除されたアクセス許可の一覧を作成してみました。今後commがどんな機能を追加しようと思っているのかが見えてくるかもしれませんね。 目次 1. 備考:Androidのセキュリティ2. アクセス許可の削除に言及したTweet3.
昨日の記事で書いた規約の凶悪っぷりが注目のDeNAのVoIPサービス『comm』。 凶悪さではすでにLINE超え!DeNAの新サービスcommの規約が酷い : I believe in technology これは画期的です。会員が同サービスを利用して記述した情報、メール・チャットの内容が「すべて」DeNAにより無償で複製され、「あらゆる方法で」利用されます。さらに、第三者にまでその利用を許すとは。 規約だけでなく、検索機能もなかなかの鬼畜っぷりを発揮しています。 以下は、『comm』の検索画面です。 通常はこの画面から、「友達」を検索するのでしょうが、この検索画面は部分一致でも検索結果を表示します。そのため、以下のように女性の名前だけ入れてみると…。 とまあ、このように特に知り合いでもなく、共通の友達がいるわけでもないにもかかわらず、ただ名前が一致したというだけでビシバシ表示されます。『
規約の凶悪っぷりが注目され、まずは話題性の獲得に成功したDeNAのVoIPサービス『comm』。 昨日、公開した記事でも引用していますが、あまりの炎上っぷりに広報が言い訳めいたアナウンスを出しています。 「情報を第三者に利用させることができる」? DeNA、新アプリ「comm」規約について釈明 - ITmedia ニュース 同社広報部は「規約にそういった意図はない。ユーザー間のメッセージデータをサーバに複製する際など、サービス提供に必要な範囲でのみ、ユーザーが記述したデータを利用する」と釈明。(中略) 規約の修正は「今のところ予定していない」という。 まあ、確かに意図的に悪用するとは私も思っていません。でも、解せないのはここまで言っておきながら、規約を変える予定がないと言っている点です。 「なぜ、規約を変える気がないんだろう?」 と思っていたら、なんと、やはり苦情に耐えかねたのか規約を修正
ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月24日、前日に公開したスマートフォン向け無料通話&メッセンジャーアプリ「comm」(コム)の利用規約に「誤解を招く表現があった」とし、一部を改定した。同社がユーザー同士のやりとりの内容を利用したり、第三者に提供するように文面上受け取れる条項を修正。24日未明、ユーザーに修正を告知した。告知文で、「この度は多くの皆様の不安を助長する結果になりましたことをお詫び申し上げます」と謝罪している。 利用規約には当初、「当社は、すべてのcomm会員記述情報を無償で複製その他あらゆる方法により利用し、また、第三者に利用させることができるものとします」と書かれており、ここでいう「comm会員記述情報」とは「当社の運営するサイト内にcomm会員が記述したすべての情報及びcomm会員間でメール・チャット等によりやりとりされるすべての情報」とあり、同社がユーザー間のメールや
会員登録時に確認できる利用規約には、「当社は、すべてのcomm会員記述情報を無償で複製その他あらゆる方法により利用し、また、第三者に利用させることができるものとします」と書かれている(第6条3項)。ここでいう「comm会員記述情報」とは「当社の運営するサイト内にcomm会員が記述したすべての情報及びcomm会員間でメール・チャット等によりやりとりされるすべての情報」(第6条)とあり、同社がユーザー間のメールやチャットを何らかの形で利用したり、第三者に利用させるようにも読める。 同社広報部は「規約にそういった意図はない。ユーザー間のメッセージデータをサーバに複製する際など、サービス提供に必要な範囲でのみ、ユーザーが記述したデータを利用する」と釈明。サービスのお知らせ欄にも同日夕、「ユーザー同士のやりとりの内容は暗号化しており、運営者、第三者とも閲覧することはない」「テキスト・画像データの送信
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