10hPa等圧面(成層圏中部)の風速分布に現れた成層圏極渦の強風域。上は北半球が冬となる1月、下は南半球が冬となる7月のもの。 北米が寒波に見舞われた2014年1月、寒波の開始までの1か月間の10hPa等圧面気温とその偏差(11日移動平均)。成層圏極渦の伸長に伴い、北米は赤い高温偏差から青い低温偏差へ変わっている。 極渦(きょくうず、きょくか、英語: polar vortex)とは、北極・南極の両極上空にできる大規模な低気圧およびそれを取り囲む強風領域のこと[1][2][3]。周極渦(しゅうきょくか、しゅうきょくうず)[1]、ポーラーサイクロン (polar cyclone)[4]ともいう。成層圏や中間圏にみられ冬側の極域で発達し夏側の極域では反転する極渦(極夜渦(きょくやうず、polar night vortex)、成層圏極渦 (stratospheric polar vortex))と