記事執筆:山本ぽてと ◇はじめに この連載は、在野で学問に関わる人びとを応援するものだ。 第5回の今回は、特別編である。 第1回にご登場いただいた荒木優太さんが編著『在野研究ビギナーズ』(明石書店)を刊行した。現役の在野研究者たちが、自身の研究のノウハウをつづった本で、2020年の紀伊国屋じんぶん大賞で3位にランクインするなど話題を呼んだ。 この人気にぜひともあやかりたいと、『在野研究ビギナーズ』と本連載「在野に学問あり」のコラボ企画としてYoutube動画「在野研究者に聞いてみた!」を作成した。ご登場いただいたのは、本の中でも人気の高いエッセイ「趣味と研究」(第2章)を書いた工藤郁子さんだ。荒木優太さんと、私が聞き手になりお話をうかがった。 (動画の様子。荒木優太さんのYouTubeチャンネル「新書よりも論文を読め」にて。荒木さんは岩波新書から『有島武郎――地人論の最果てへ』を絶賛発売中