アジャイルと騒がれている。けど、これ、あたりまえのことを言っていいることが多い。逆に言うと、今まで、あたりまえのことが通らなかった業界だったということ。 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~は、何らかの形でソフトウェア開発にかかわる人なら、発注側、受注側関係なく、読んでおくべき1冊。 仕様が全部出ているとはとても思えないんだから、どれだけ時間がかかるかなんて、わかるわけないじゃん。 すべての時間をこのプロジェクトに割り当てられるわけではないんだから、工数から単純に期日を決められたって…。 これ、そういう意図がある機能なら、あっちの機能と同じような動きにしたほうがスマートだけど、そういう仕様じゃないなぁ。 なんてことはしょっちゅうあるわけで、そういった不確定要素があるにも関わらず、「えいや」で期日やらコストやらを無理やり決めてしまうから、トラブルが発生す