三菱自動車の燃費不正問題を受けて同社が設置した外部の有識者による特別調査委員会の報告書で、2011年に社内から評価試験での虚偽報告があるとの指摘が複数あったことが明らかになった(日経新聞)。 これを受けて同社の担当部署が開発本部に事実確認を指示したが、「問題なし」との報告が出ていたという。 さらに、2005年にも「新人提言書発表会」で当時の新入社員が法規に従った方法で燃費試験データを測定すべきだと提言したにもかかわらず、何も対処を行っていなかったことも明らかにされている(日経新聞)。これについて当時の出席者は「記憶にない」などと答えていたという。