米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の街頭を歩く女性(2007年8月29日撮影、資料写真)。(c)AFP 【6月28日 AFP】米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)は26日、13年ぶりに肥満治療薬を認可した。承認されたのはアリーナ・ファーマシューティカルズ(Arena Pharmaceuticals)が「Belviq(ベルビーク)」の商品名で製造する肥満治療薬「ロカセリン」で、米国での販売はエーザイ(Eisai Pharmaceuticals)が行う。 ロカセリンは脳内の受容体(レセプター)に作用して食欲を抑制する薬。臨床試験では、1年間の服用で偽薬(プラセボ)と比べて平均3~3.7%の体重減少が確認できた。 今回は、肥満度指数(BMI)が30以上(高血圧、2型糖尿病、高コレステロールの診断を受けた場合はBMI27以上)の成人