民進党と希望の党の執行部が進めていた、統一会派の結成が見送られたことから、民進党では執行部の責任論も出されるなど、来週召集される通常国会を前に、求心力の低下が避けられない状況です。 これを受けて、希望の党では「前提条件が崩れた」などとして民進党との交渉には応じない方針を確認し、両党の統一会派の結成は見送られることになりました。 これについて、民進党内では一部の議員から「理念や政策に基づいた協議をしないのなら、執行部は退陣すべきだ」などと責任を問う声も出るなど、来週22日に召集される通常国会を前に、執行部の求心力の低下が避けられない状況です。 一方、3党の統一会派に反対している立憲民主党の枝野代表は昨夜、記者団に対し、民進党の党籍を持つ衆議院議員らの会派「無所属の会」から統一会派の提案があれば、内容を見極めた上で検討する考えを示しました。 ただ、民進党内には一部に慎重な意見もあることから、実