米国すら乗り気でないTPPに内閣が執着している。 TPPそのものはやってもやらなくてもよい。右行っても左行っても同じようなものだ。どっちも利益もあるし不利益もある。 だが、内閣の乗り気は尋常ではない。それはヨイショ新聞の産経が「菅義偉官房長官、TPP採決延期に危機感 『TPPを日本主導で仕上げないといけない』」といつものヨイショ・ロジックでヨイショしていることでも窺える。アレ政権はそれだけ重視しているというわけだ。 ここまで乗り気だと、背後に何があるのかを想像するのが楽しくなるものだ。 なんせTPPの交渉は甘利さんがやっている。当時担当大臣として交渉したとされるものだ。それを自画自賛しており、ネトサポも交渉で勝った勝ったといっていた。 だが、URの口利きで1200万を抜いた御仁だ。それでURから業者に補償金2.2億を引っ張ってきた。違法性はないとされたが、他人の金を他人に引き渡し、そこから