印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「五感で知覚できるものが現実だというなら、それは脳による電気信号の解釈にすぎん」――映画『マトリックス』より、モーフィアスの言葉 銃弾を避ける主人公ネオのえび反り、高速道路バトル、『ドラゴンボール』さながらの空中肉弾戦といった革新的なVFXばかりが記憶に残っているSF映画「マトリックス」三部作(99年、03年、03年)。しかしなかなかどうして、現実とは別に造られた世界(VR/Virtual Reality)に没頭することについての意味を、哲学的に問い詰めるのにうってつけの映画だった。 『マトリックス』では、脳髄にコネクタを挿し込まれた人間が、知性と悪意を持ったコンピュータによって、赤ん坊の頃から「VR漬け」となっている。そして、その事実
2016年第1四半期に出荷予定のVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Oculus Rift」。この専用コントローラーとして、6月に発表されたのが「Oculus Touch」だ。2016年の上半期中に出荷予定の同製品を国内で体験するとともに、開発を担当する米Oculus パートナーエンジニアリングマネージャーのChris Pruett氏にインタビューする機会を得た。 Oculus Touchは円形のコントローラーで、人差し指で輪の中にある引き金式のボタンを、親指でスティック式のボタンを操作する。最大の特徴は、トラッキング用のマーカーによって、仮想世界の中にまるで自分の手が存在するような感覚を味わえること。Oculus Riftを装着した状態でOculus Touchを握ると、目の前に浮いている手が現れる。 スタッフの指示の下、いくつかのデモを体験させてもらった。最初は目の前に置かれたブ
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